BMW新型「M2クーペ」発売 ~新開発の直列6気筒Mツインパワーターボエンジン搭載~
ビー・エム・ダブリューは、新型「M2クーペ」の注文受付を1月12日より開始した。納車は5月を予定している。
BMWの高性能モデルを手掛けるBMW M社が開発した新型「M2クーペ」は、1985年に登場し高性能スポーツカーのベンチマークを確立した「初代M3」と、1973年に誕生しそのスポーティで美しいデザインと卓越した運動性能により名を馳せた「2002ターボ」の伝統を引き継ぐ、最もコンパクトなMモデルである。
コンパクトなボディに、自然吸気エンジンのような官能的な吹けあがりと、ターボテクノロジーによる圧倒的なパワーを併せ持つ新開発の直列6気筒Mツインパワーターボエンジンを搭載し、セグメント唯一の後輪駆動コンセプトと約50:50の理想的な前後重量配分により、俊敏なハンドリングと卓越したロードホールディング性能を提供。
さらに、2シリーズ クーペの通常モデルから前後のトレッドを拡大し、フェンダーパネルを拡幅した専用ボディを採用する等、Mモデルらしいパワフルなスタイリングを形成すると共に、高いコーナリング性能を発揮し、アドレナリンがほとばしる究極の「駆けぬける歓び」を実現している。
また、途切れることのない加速と快適なシフトチェンジを実現した7速MダブルクラッチトランスミッションM DCT Drivelogic、優れた剛性とバネ下重量の軽量化を実現した専用サスペンションシステム、あらゆる走行状況下で最大限のトラクションを確保するアクティブMディファレンシャルなど、サーキットでの究極のドライビングダイナミクスと日常走行における優れた実用性を両立した、BMW Mが誇る数々の革新的テクノロジーを採用する。
新開発の直列6気筒Mツインパワーターボエンジン
・ツインスクロール方式のターボチャージャーに、高精度ダイレクトインジェクションシステム、ダブルVANOS、そして、バルブトロニックを組み合わせた新開発3リッター直列6気筒Mツインパワーターボエンジンを搭載した。
・最高出力272kW(370ps)を6,500rpmで発揮、最大トルク465Nm(4kgm)*は1,400rpmの低回転から5,560rpmまでの広い回転域で一定して発生され、アクセルを踏み込んだ直後から高回転に至るまで、力強い加速と鋭いレスポンスを提供する。
・M2クーペ用に最適化されたトップリングを組み込んだピストンや、クランクシャフトのメインベアリング、スパークプラグはM4クーペとコンポーネントを共有し、高回転域での性能を向上、サーキットにおける最高のパフォーマンスを実現。
・サーキット走行を前提に設計された冷却システムとオイルシステム:オイルサンプカバーとサクションオイルポンプを追加で採用し、激しい加減速を行うサーキット走行においても最高のパフォーマンスを発揮。また、エンジン冷却ラジエターとトランスミッションオイルクーラーを追加採用し、過酷な走行条件下でも温度バランスを最適に管理する。
*オーバーブースト機能により、一時的に500Nm(51.0kgm)まで引き上げられる
BMW Mの革新的テクノロジーによりサーキット走行でも日常走行でも高い実用性を発揮
・M4クーペと共通のアルミニウム製フロント/リアアクスルを採用し、優れた剛性とバネ下重量の軽量化を実現したM2クーペ専用サスペンションシステムを採用。
・Mモデルならではのダイナミックな走り、高い効率、そして、日常での走行に求められる優れた快適性の全てを実現した7速M DCT Drivelogic:シフトチェンジの最中においても、トラクションを失うことなく途切れることのない加速を実現すると同時に、シフトショックをほとんど感じさせることのない快適なシフトチェンジが可能。
・エンジンパワーを左右リアホイール間で自在に配分するアクティブMディファレンシャル:車速やアクセル開度、ホイールの回転速度、ヨーレートなどの車両情報から、介入が必要となる運転状況を前もって察知し、電子制御式多板クラッチによりリアの左右ホイール間のロッキングファクターを0-100%まで自在に調整。あらゆる走行状況において最適にエンジン・パワーを路面に伝達することが可能である。
・最高の制動力を誇るMコンパウンドブレーキシステム:ダークブルーのメタリック塗装が施されたブレーキキャリパー(フロント: 対向4ピストン、Mロゴ付き/リア: 対向2ピストン)に、鋳鉄製ドリルドブレーキディスク(フロント:直径380mm/リア:直径370mm)とアルミニウム製ブレーキディスクハブを組み合わせ、高い制動力と対フェード性を実現した。
・ダイレクトなステアリングフィールと路面からの精密なフィードバックを提供する電動パワーステアリング採用のMサーボトロニック:走行状況やドライバーの好みに応じてアシスト量の2段階に変更が可能(COMFORT、および、SPORT/SPORT+)。
Mモデルの遺伝子を受け継ぎ、感性に訴えるパワフルでダイナミックなスタイリングを実現
【フロントビュー】
・モータースポーツの歴史に名を刻む伝説的なレーシングカー「BMW 3.0 CSL」を彷彿とさせるフロントスポイラーには台形のブレードと大型エアインテークを備え、優れた空力性能とハイパフォーマンス・エンジンおよびブレーキのための高い冷却効果を提供するとともに、圧倒的に力強いフロントフェイスを強調。
・2シリーズ クーペの通常モデルから拡大されたワイドなトレッド(フロント/リアトレッド:70mm/65mm拡大)と、フェンダーパネルの拡幅により逞しく張り出したホイールアーチが、パワフルな佇まいを形成するとともに、コーナリングにおける優れた走行安定性に貢献。
・Mモデル特有のダブルスポークホイールのデザインを反映した特徴的なキドニーグリルには、ハイグロス・ブラックのペイントが施されたダブルバーを採用した。
【サイドビュー】
・ショートオーバーハング、ロングホイールベース、後方に配置されたキャビンなどBMWのクーペモデル特有のダイナミックなプロポーションが、力強く張り出したホイールアーチと存在感あふれるデザインの大径19インチのMアロイホイール(鍛造)により、圧倒的なパフォーマンスを強調。
・フロントホイールアーチ後方に設けられたMギルからドアハンドル上をなぞってリアへと流れる躍動的なキャラクターラインと、立体的なボディパネルのラインが、アスリートのような筋肉質で力強い印象を主張。
【リアビュー】
・LEDライトバーが配置されたL字型リアコンビネーションライトと、リアエプロンに走る水平方向のボディラインが、ワイドなスタンスと見た目の安定感を強調している。
・トランクリッドに一体化されたガーニータイプのリアスポイラーが、モデル独自のスポーティなテールエンドデザインを実現するとともに、優れたエアロダイナミクスを実現。
・Mのトップパフォーマンスを象徴するハイグロス仕上げのMデュアルツインエキゾーストテールパイプ、および、空力特性を最適化するリアディフューザーを供えたリアエプロンを装備。
インテリア
・サーキットでの過酷な走行状況においてもドライバーの意図を確実にマシンに伝えるため、あらゆる装備が人間工学に基づいて設計:電動調節機能付サイドサポートを備えたシートバックがコーナリング時に身体をしっかりと支えるスポーツシート(運転席&助手席)、厚みのあるリムと親指がフィットする特徴的な形状により確実なグリップをもたらすマルチファンクションMスポーツレザーステアリングホイールを標準装備。
・ブルーのステッチが施され、バックレストにはMロゴがエンボス加工されたブラックのダコタレザーシートや、専用カーボンファイバートリム、アルカンタラのドアパネルなど、スポーティでエクスクルーシブな室内空間の雰囲気を演出している。
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