ホンダ新型「シビックタイプR」発売 ~新開発の2リッターVTECターボエンジンを搭載~
ホンダが12月7日に750台限定で発売する新型「シビックタイプR」は、新開発の2リッター VTEC TURBO エンジンを搭載している。さらに直噴技術、ターボチャージャーを組み合わせることにより、最高出力310馬力、最高トルク400N・mという歴代タイプRモデル最高の性能を達成している。
今回はエンジン、トランスミッション、そしてシャシーの注目ポイントを紹介する。
エンジン・トランスミッション
・VTECとターボを組み合わせ、FF車トップの310PS(228kW)、400N・m、レッドゾーン7,000rpmの高出力・高トルク・高回転のハイパフォーマンスエンジン
・小型のターボチャージャーとしながら、排気側にVTEC(可変バルブタイミング・リフト機構)を、吸排気双方にVTC(連続可変バルブタイミング・コントロール機構)を採用。出力とレスポンスを高次元で両立
・低慣性かつ高出力化を図れるモノスクロール・ターボチャージャーと過給圧制御の自由度が高い電動ウエイストゲートを採用。過給レスポンスを高めるとともに、排気ポンピングロスの低減による燃費向上に寄与
・多段噴射インジェクター採用の直噴システム、高タンブル吸気ポートなどにより、燃費効率を向上
・2ピースウォータージャケット・シリンダーヘッドを採用し、燃焼室を効果的に冷却
・ピストン、コンロッド、クランクシャフトなどエンジン内部の運動部品の軽量化を徹底し、加速やハンドリング性能にも貢献
・エキゾーストシステムにはレゾネーター構造を採用。効果的にエンジン音を増幅し、トルクの高まりとともに迫力を増す排気音を実現
・軽量6速トランスミッションは、エンジン特性にマッチしたクロスレシオに設定
・ミッション下部にはオイルクーラーを装着し、エンジンアンダーカバーに導風形状を設け、走行風を当てることで効果的に冷却
シャシー
・FF量産車最速を達成するために、サスペンション、ブレーキ、タイヤ、ステアリングシステムなどを専用設計
・転舵軸(ナックル)と路面からの入力軸(ストラット)をいう異なる2つの軸を持つデュアルアクシス・ストラット・フロントサスペンションを採用。キングピン軸の傾きやキャスター角などジオメトリーを見極め、高トルクをしっかり受け止め、高G旋回時の立ち上がり時にもタイヤの接地性を最大限に引き出すセッティングとしている
・リアサスペンションには、シンプルな構造でスペース効率に優れるトーションビーム式を採用。クラッシュドパイプを用い、ロール剛性を向上。高G旋回時での高いスタビリティーを獲得
・ドライバーの操作や車両状態を検知し、リアルタイムかつ連続的に4輪のダンパー減衰力を独立制御するアダプティブ・ダンパー・システムによりフラットな車両姿勢を保ち、4輪に適切な荷重配分を行い。高速度域でも安定した車両挙動を実現
・ダイレクトで応答性のいいステアフィールをもたらす高剛性ディアルピニオンEPSを採用
・フロントにはブレンボ社製モノブロック4ポッド・アルミキャリパーと大容量ディスクブレーキを採用
・ハイパフォーマンスタイヤ(235/35R/19)、19インチアルミホイール採用
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