プリウス初となる4WDも開発、最新の安全装備とITS Connectも搭載

トヨタ 新型プリウス

12月発売予定の新型プリウスで注目すべきポイントは、40km/Lという低燃費性能だけではない。

Toyota New Global Architecture(TNGA)によるクルマづくりの構造改革を実施し、走る楽しさも重視した。

さらに、先進安全技術や、プリウスとしては初となる「4WD」を開発するなど、”先駆け”を意味する「プリウス」の名にふさわしいモデルに仕上がっている。

進化した安全性能の上に、いつまでも乗り続けたくなる「走りの楽しさ・乗り心地の良さ、静かさ」

トヨタ 新型プリウス
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新たな安全性評価をクリアした、衝撃吸収ボディと高強度キャビンからなる最新のGOAボディを採用

低重心化とボディ剛性向上により、安全・安心にドライバーの意図したとおりの走りを実現

-心高を下げることで走行時の車両の優れた安定性と、同乗者にも優しい横揺れの少ない乗り心地を実現

-ボディは、TNGAの思想に基づき環状構造の骨格を採用し、ボディのねじり剛性は従来型から約60%向上。また、スポット溶接に比べて溶接打点の間隔を狭くすることを可能にしたレーザースクリューウェルディング(LSW)や構造用ボディ接着剤の採用により、板金部分の接合剛性を上げ、安定した走りやしっとりとした上質な乗り心地を実現

-高い強度と軽量化を両立するホットスタンプ材を利用するなど、980Mpa以上の超高張力鋼鈑の採用率を、従来型3%から19%に拡大

快適な乗り心地、静粛性を実現

-前席乗員着座位置を59mm下げるとともにステアリングやペダル類の配置を最適化し、疲れにくく運転操作しやすいドライビングポジションを実現

-リヤサスペンションにダブルウィッシュボーン式を採用し、高い走行安定性を確保しながら段差乗越え時のインパクトショックを大幅に低減するなど、気持ちの良いコーナリング性能やショックの少ない優れた乗り心地を実現

-振動、騒音を抑える高剛性ボディに加え、接合部の隙間を徹底的に排除し、ドアや窓・フロアカーペットから天井に至るまで吸遮音材を効果的に配置することで実内の高い静粛性を実現

走りを楽しくする加速感を追求

-電池・モーターの活用などハイブリッド制御を改良し、発進加速フィールを向上。少ないアクセル操作でダイレクトな加速フィールを実現

-パワーモードでは、ワインディングなどを軽やかに走行できるよう、車両前後左右の加速度からドライバーの走行マインド(意志)推定を行い、減速度やアクセルレスポンスを自動可変させる制御を新開発

-ブレーキには回生協調式のアクティブ・ハイドロブースターを新開発し、コントロール性を大幅に向上。自然なブレーキフィールを実現

「先駆け」の名を持つプリウスにふさわしい充実の先進装備

・ミリ波レーダーと単眼カメラを用い、総合的な制御により、クルマだけではなく歩行者も認識する歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ、全車速追従機能付のレーダークルーズコントロールをはじめ4つの先進安全機能をセットにした衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を採用

・アクセル・ブレーキペダル操作の有無に関係なく、低速での取り回し時での接触回避、または被害の軽減に寄与する「インテリジェントクリアランスソナー」を採用。さらに側面の超音波センサーを使って右左折時の巻き込みを警報する機能を搭載し、さらなる安全性向上に貢献

・超音波センサーを使って周囲の障害物を検出し、駐車スペースを認識。駐車したいスペースの前で停車し、スイッチを押すだけで、適切な後退開始位置への誘導と後退駐車のためのステアリング操作をアシストする「シンプルインテリジェントパーキングアシスト」を採用。障害物の検出精度を向上したことで、画像認識なしでも高い駐車制度を実現

・隣の車線を走る車両をレーダーで検知。車両が死角エリアに入ると、ドアミラーに搭載されたLEDインジケーターを点灯させドライバーに知らせる「ブラインドスポットモニター」を採用

・多機能の上にも使いやすい・見やすい4.2インチカラーTFTのツインメーターを採用。右側を速度や燃料計などの基本情報を表示。左側をステアリングスイッチで切り替えられる「マルチディスプレイ」とし、機能性と先進性を表現

トヨタ 新型プリウス

・車速や警告類をフロントウィンドウに表示し、視線移動を最小限に抑えた「カラーヘッドアップディスプレイ」を採用

・ステアリングホイールの握り部分に昇温と降温を抑制する機能を持たせた合成皮革素材を採用し、快適性が向上

・助手席・後席の乗車有無や室内温度などを検知し、人が乗っていない席の空調を自動で抑制することにより、乗員の快適性と低燃費を賢く実現させるS-FLOW(一席集中モード)を採用

・ITS専用周波数(760MHz電波)を活用し、クルマのセンサーでは捉えきれない見通し外の情報や信号情報を、道路とクルマ、あるいはクルマ同士が直接通信して、ドライバーに知らせることで安全運転を支援するITS Connectを設定

雪道での安定した走りを歴代プリウスで初めて実現するE-Four(電気式4輪駆動方式)を新開発

・雪道での一般的な走行における発進をアシストすることにより、安定した走りを実現するE-Four(電気式4輪駆動方式)を新開発。システムの小型・軽量化により、優れた燃費性能に貢献

・2WDのパッケージをベースに、車両後方にシステムをコンパクトに配置することで、足元スペースやラゲージスペースを確保。ラゲージ容量は2WD車(スペアタイヤ装着車)と同等の457L

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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