レクサス「AMAZING IN MOTION」第4弾にて、注目の“ホバーボード”の全容を公開
“ホバーボード”と聞くと、思い出すのが1985~90年に大ヒットしたアメリカのSF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で、マイケル・J・フォックス扮する主人公、マーティ・マクフライが乗っていたスケートボードに似た、タイヤのない宙に浮いたボードではないだろうか?
映画に出てくるホバーボードは、未来の世界の空想の乗り物とされていたが、今年6月、なんとレクサスがグローバルブランド広告として打ち出しているCMシリーズ「AMAZING IN MOTION」の第4弾「SLIDE」にてホバーボードが発表された。
映画ファンなら既にお気づきのことだろう、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でホバーボードが登場する未来が2015年設定だったということを。奇しくも、本当に2015年にホバーボードが登場したのである!
そんなLEXUSホバーボードのプロジェクトは、磁気浮上技術を専門とするIFW Dresdenおよびevico GmbHからの科学者チームの協力のもと、18ヶ月前よりスタート。ホバーボードのテストライダーには、プロスケーターのロス・マクグランが起用され、ドイツ・ドレスデンや、バルセロナ・クベリャスで大がかりなテストが行われた。
ロス・マクグランはテストについて、「20年間スケートボードをしてきたが、摩擦のない状態でホバーボードに乗るためには、特に姿勢やバランスについては一から技術を習得しなければならなかった。全てが新しい経験だった」とコメント。
6月の発表以来、LEXUSホバーボードのテストは、スケートの要素と技術を組み込んだ特設のホバーパークにて進められた。パークには、最長200メートルに及ぶ磁気のレールがドレスデンの施設から運ばれ設置。そのレールを利用することにより、従来のスケートボードでは実現し得ない、水面上を走行するというような技も実現している。
LEXUSホバーボードは、どんな仕組みなのか?それは次の通り。
ボードは低温保持装置を2つ備え、その中で超電導体が液体窒素により-197度に冷却され、永久磁石のレールの上に置かれることで浮上。「レールの磁場がホバーボードの超電導体の中に「凍結」されることで、ボードとレールの間に一定の距離が保持され、浮くことができるのだそうだ。evico GmbHのCEO オリバー・デ・ハス氏によると「この力は、ホバーボード上で人が立ったりジャンプしたりできるほど強いものだ」とのこと。
今回、6月の発表時には公開されなかった、実際に滑っている動画が公開された。動画は、数々の受賞歴を持つ、ヘンリー=アレックス・ルビン監督により撮影されている。
今回のプロジェクトについて、Lexus InternationalのExecutive Vice President マーク・テンプリン氏は、「LEXUSは、不可能と思われることを可能にするため、技術・デザイン・イノベーションのすべての限界を押し上げようという想いをもってこのプロジェクトに着手した。『SLIDE』というこのプロジェクトでは、動き(motion)を通して楽しさを創造したいという、私たちと同じ情熱を持ったパートナーと協力した。LEXUSの専門知識をもってしてもホバーボードの制作は簡単ではなく、試行錯誤の繰り返しだった。パートナーと決意を一つにして、LEXUSのデザインや技術に対する想いを形にした『Amazing in Motion』を作り出すことができた」と、語っている。
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