富士重工業、新社屋「エビススバルビル」は疾走感・躍動感をイメージし水平方向のデザインをあしらう
富士重工業は8月6日(水)、本社移転に先立ち、JR恵比寿駅 東口から徒歩3分の場所にある新社屋「エビススバルビル」(東京スバル跡地)にて竣工式を実施した。
本社移転により富士重工業では、オフィス環境を一新すると共に、これまで以上に社内外のコミュニケーションの活性化を図る。新社屋「エビススバルビル」は、自動車で駆け抜けるような疾走感と躍動感のイメージをビルのデザインモチーフとし、外装だけではなく内装にも水平方向のイメージを取り入れたスバルらしいデザインとしている。
エビススバルビルのコンセプトは「機能的なオフィス空間」、「安心・安全な職場環境」、「環境配慮型ビル」、「情報発信機能の充実」の4つ。
「機能的なオフィス空間」では、積極的、能動的な活動を生み出すオフィス、チーム力を高め果敢なチャレンジを促すオフィスなどを目指し、柱の少ない見通しの良い空間とすると共に、OA機器類や打ち合わせコーナーなどの共用スペースと機能を集約。デジタルサイネージによる社内外のさまざまな情報提供を行う等、社員のコミュニケーション活性化を狙う。
「安心・安全な職場環境」では、免震構造の採用により、大地震に対して人命と財産を守り本社機能を維持する。大規模災害時には、本社の主要機能を維持する為の非常用発電機を備えるなど、災害時の事業継続対策を取り入れている。
「環境配慮型ビル」としては、屋上緑化、人感センサーによるLED照明、空調、給湯などの消費エネルギーは、一般的なオフィスビルに対して約40%減少。さらに、太陽光発電パネルといった様々な環境設備によって省エネルギー型のビルとなっている。
「情報発信機能の充実」では、本社としての役割だけではなく、富士重工業ならびにスバルの情報発信基地としてエントランスホールから連続して車両展示が行える1階ショールームや、最大1,200名が収容可能なイベントホール「EBiS 303」を設置。他にも、様々なサイズ・用途に合わせ多目的に利用可能なカンファレンススペースを設ける。
新宿駅西口のシンボル、48年の歴史に幕。
本社が8月18日(月)に東京都新宿区西新宿から渋谷区恵比寿へ移転するに伴い、新宿駅西口のシンボル的存在とも言える「スバルビル」が48年の歴史に幕を閉じる。「新宿スバルビル」の歴史は、以下の通り。
1953年7月15日、富士重工業株式会社が創立。新宿区角筈2丁目73番地土地の「東富士ビル」の本社を置く。土地は1943年に中島飛行機が購入、東京富士産業に引き継がれたもの。
1955年4月1日、富士工業、富士自動車工業、大宮富士工業、宇都宮車両、東京富士産業を吸収合併し、富士重工業として本格スタート。その際、本社を東京千代田区丸の内2丁目18番地 内外ビルに本社を移転。
1964年に東富士ビルを解体し、新宿スバルビルを建設。
1966年1月、新宿スバルビルが完成し、本社を移転。
2010年8月30日、新宿スバルビルの土地建物を小田急電鉄株式会社への売却を決定。340億円で売却し、翌2011年4月に引き渡し。以降同ビルに賃貸として入居してきた。
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