ロボットタクシー社の取り組みが国家戦略特区プロジェクトに ~神奈川・湘南で2016年頭にも実証スタート~(1/3)
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:オートックワン編集部
立ち上がりは今年の5月というベンチャー企業、ロボットタクシー社
今年5月に立ち上がったばかりのロボットタクシー社が、早くも国家プロジェクトへの参加を決めた!
ロボットタクシーと内閣府は10月1日、「完全自動走行(レベル4)の実現に向けた国家戦略特区」の具体的な取り組みについて発表した。
まずは2016年頭、国家戦略特区に選出された神奈川県の湘南地区(藤沢市周辺)で、ロボットタクシーの実稼動を想定した実証実験を実施。地域住民約50名がモニターとして参加して、技術的な面に加え、サービス面での検証を図る。また、同様の国家戦略特区に選ばれた宮城県仙台市や愛知県名古屋市においても、引き続きロボットタクシーの実証実験を拡大していく。
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近未来技術が日本を元気にし、地域を活性化させる
国家戦略特区とは、自動運転(自動走行)や自動飛行、遠隔医療といった「近未来技術」実証の取り組みに名乗りを上げた地方自治体に対し、技術実現のための規制緩和や改革の特例を与える仕組みだ。近未来技術による新たな産業創生が日本経済の更なる活性化を促すとともに、それを支える地域の地方創生も同時に目指す。
国家戦略特区の担当、小泉 進次郎 内閣府大臣政務官は、自動運転や人工知能、ドローンなど近未来技術実現を目指す検討会の場で、ロボットタクシー社の谷口会長らと出会った。
自動運転、特に「レベル4」と呼ばれる「完全自動運転」(ドライバーがいない無人走行)となると、既存の自動車に対する概念とは大きく異なる。現行の道路交通法や国際法(ジュネーブ条約)等にも抵触してしまうのだ。1kmでも長く実証し、より多くのデータを集めたい中で、大きな足かせとなってしまう。そこで・・・。
[ならば道交法も関係ないとこで走らせたらいいじゃん・・・次ページへ続く]
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