アウディ Q3 新型車速報 ~Audi初のプレミアムコンパクトSUVがデビュー~
- 筆者:
- カメラマン:オートックワン編集部
拡大を続けるプレミアムSUV市場へブランニューモデルを投入
5月8日、アウディ ジャパンはブランニューモデル「Audi Q3」を発表した。
Qの名が付くことで判るように、新型 アウディ Q3はQ7やQ5といったSUVモデルの弟分で、アウディとしても初のプレミアムコンパクトSUVだ。
久々の新規モデル投入に際し、アウディ ジャパンの大喜多 寛 代表取締役社長は記者発表の席で「小さいけれど自信作」だと胸を張る。
近年拡大を続けているプレミアム輸入車SUVジャンルの市場規模は年間14000台。中でもQ5が属するセグメントでは、同車がシェアNo.1を獲得している。いっぽう、近年特に販売台数を伸ばしているコンパクトクラス市場で、現在シェアNo.1を押さえているのは「BMW X1」。今回投入されたアウディ Q3にとってX1は最大のライバルとなる。Q5に続いてのシェア奪取を目指し、大喜多社長も「楽しみにしている」という自信作のアウディ Q3。気合十分な記者発表会の模様をお届けしよう。
Audi Q3が狙う顧客像は「Urban Life Explorer」
まずは大喜多社長自らが、Q3の特長についてプレゼンテーションした。
アウディ ジャパンが想定する新型 アウディ Q3の顧客像イメージは「Urban Life Explorer(アーバン ライフ エクスプローラー)」。「自分の可能性を広げる」ことに関心が高い都会のユーザーに向け、生活のあらゆるシーンで活きる「価値」を提供出来るモデルだとする。
その価値は大きく分けて3つ。
1つは、無駄のないコンパクトなデザインと、最上級セダン「A8」にも劣らない高い内外装のクオリティ。会場に置かれたQ3を観ても、なるほどクーペ風のスポーティなデザインに、アウディお得意の上質な室内の仕立ての組み合わせは、まさに鉄板と言える出来栄えだった。
その2は、コンパクトなボディからは想像出来ないユーティリティの高さと多機能性だ。デザインや質感重視と言いながら、レジャーにも活躍するSUVだけに、ユーザーの要求も厳しく、ここは外せないところだろう。
そして第3の価値は、アウディ独自のフルタイム4WDシステム「quattro(クワトロ)」と直噴ターボTFSIエンジンが提供する、他モデル同様のアウディらしいスポーティな走りにある。こればかりは試乗しなければ体感出来ないが、1610kgの車重に対し、2.0リッター直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボエンジンを搭載し、最高出力155kW (211PS) / 5,000-6,200rpm、最大トルク300Nm (30.6kgm) / 1,800-4,900rpmをマークするという高スペックを聞いただけでも、期待は大いに高まるところだ。
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■アウディから新型SUV「Audi Q3」デビュー[2012年5月8日]
「レバレッジ」思考を提唱する本田 直之氏が「Urban Life Explorer」の象徴として登場
大喜多社長のプレゼンに続いて、Q3の顧客層イメージである「Urban Life Explorer(アーバン ライフ エクスプローラー)」を象徴するようなゲストが登場した。「レバレッジ」思考を提唱し、数多くの著書を発行。自身はハワイと東京の二重生活を大いに満喫しているという話題の人物、レバレッジ コンサルタントの本田 直之氏だ。
レバレッジ思考とは、いわばテコの原理のように、「自己」投資によって最小の労力と時間で最大の成果を得ようという発想法だ。コンパクトなボディながら十分な室内空間を持ち、上級クラス同様の高品質な仕立てと高性能な走りを誇るQ3は、まさにレバレッジ・カーではないだろうか。
そんなQ3、本田氏は都心のプレミアムなホテルから高速道路、郊外路まであらゆるシチュエーションを試し、コンパクトなボディながら、驚くほど広く、そして質感の高いインテリアに大満足したという。趣味のトライアスロンなどでも乗る自転車が、前輪を外さずに載せられたことにも言及し、上級クラスにも劣らない積載性能に満足の様子だった。
イマドキ、高ければエライ、デカければエライという時代でもない。狭い都会の道も(SUVとしては)スリムなQ3なら、スマートに駆け抜けることが可能なのだ。都会でも、海や山でも、あらゆるシーンでマッチすると本田 直之氏も絶賛した新型 アウディ Q3。都市生活者にとってQ3は、実に賢い選択といえそうだ。
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