救急車

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設備はちょっとした病院並みであります

フロントマスクのデザインはトヨタ・グランビアの後期型に酷似していますが、これは「ハイメディアック」と呼ばれるトヨタの救急車専用車両です。

全長は5.6mもありますが、4WSを備えているため、新宿区牛込界隈の狭い路地でも取り回しは意外に良いそうです。

今回は取材のため特別に救急車の室内も見せていただきました。

スライドドアを開けた瞬間、車内からいかにも衛生的な「病院の匂い」が漂ってきました。車内には、蘇生用の電気ショックを備えた救急バッグ、酸素ボンベ、酸素吸引器、血圧計、応急用ギブス、担架などの救急医療器具が装備されております。 消防車の出動頻度は月に2~3回程度ですが、救急車の出動は高く、多い日では1日に10回以上も出動することがあるようです。

救急車の出動頻度は、ここ近年急激に高まっており、病院へのタクシー代わりに使うような不届き者からの出動要請が問題になったこともありました。最近ではそのような要請は減ったそうですが、それでもまだなかにはいるそうです。

運転席まわりは、カーナビモニターの下部に拡声器用のマイクが備わり、情報入力用のモニターが備わる程度で、それ以外は基本的にはグランビアと変わりません。

カーナビはポンプ車やはしご車にも標準装備されていましたが、消防隊も救急隊もドライバーを努める人は頭の中に周辺地域の地図を細部まで叩き込んでいるので、幹線道路はもちろん、抜け道などにも精通しているそうです。わたくしマリオ二等兵は極度の方向音痴なので、消防/救急隊員にはなれないと悟りました。

消防隊も救急隊も、現場に1秒でも早く到着しなければならないので、カーナビは渋滞情報の収集程度にしか使わないとのこと。

救急隊が着用する救急服は、負傷者の出血や嘔吐物から隊員の身を守るため、完全な防菌対策が徹底されています。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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