【車両保険】車両保険はいくらぐらいのクルマに付けるべき?
- 筆者: 清水 草一
【車両保険】車両保険はいくらぐらいのクルマに付けるべき?
いつも疑問に思っていたのですが、車両保険って車両価格がいくらぐらいから上のクルマに付けるべきなのでしょうか?
その疑問、「MJブロンディ」がお答えいたします!
現在では、新車を購入する人の多くが車両保険に加入しており、年数がたって愛車の時価額が50~60万円を下回ったら解除するのが一般的なパターンだ。
車両保険については、「料率クラス」に注目してほしい。
車両保険の保険料は9つに分類した料率クラスによって算出され、保険会社によって異なるが、もっとも安い料率クラス「1」に対し、もっとも高い「9」では4~7倍も高くなる。
実例を挙げると、某大手損保(ネット系損保ではない)で契約した場合、35歳未満不担保・6等級・車両保険対象額100万円として、料率「1」だと年間保険料約3万5,000円だが、「9」だと約24万円になってしまう!
つまり、クルマを購入する前に、自分が欲しいと思っているクルマの料率クラスを確認しておくべきだということ。若くて等級が低い場合、あまり料率クラスの高いクルマだと、生活を圧迫する恐れがある。
1997年の自動車保険自由化以前のほうが、車種ごとの保険料の差は現在より小さかったが、現在は格差が拡大して、若者のスポーツカー離れの一因となっている。
MJブロンディの「ひとりごと」
近年、私が乗っていたクルマの保険証券に記されていた車両保険の料率クラスを列記してみよう。
初代プリウス:4
サーブ900:4
ランチアイプシロン:4
シトロエンエクザンティア:5
メルセデスベンツW123:6
アルファ147:6
フェラーリ328GTS:7
フェラーリF355:9
乗ると誰でも理性を失うフェラーリの料率が高いのは当然だが(笑)、328とF355でもかなり違うのが興味深いですな。
ちなみに、フルカバーの車両保険を付けているのはフェラーリだけです。