プリウスはオワコンなのか!?【みんなの声を聞いてみた】

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1997年に初代モデルがデビューし、今や自動車では定番となった「ハイブリッド(HV)」を確立したトヨタ プリウス。エコカーの代名詞的存在で一時代を築いたプリウスだが、近年は各社様々なハイブリッドカーの登場によりその存在感は薄まった感が否めない。もはやプリウスは“オワコン”(終わったコンテンツ:流行遅れ)なのか、そうじゃないのか? ここではSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。

プリウスは“オワコン”なのか?

初代プリウスが登場して四半世紀近く、今や様々なモデルが登場し定番となったハイブリッドカー。

1997年、初代プリウスは世界に先駆けクルマの未来のあり方をいち早く提示した。2003年には2代目へ進化。ガソリン価格の上昇や環境問題意識の向上といった時代のニーズとも合致し、プリウスは世界からエコカーの象徴として注目を集める。そして2009年に3代目へ進化する頃には、国内を中心に一大ブームを巻き起こすまでに。その後2015年には、現行型へモデルチェンジしている。

現在ではプリウスだけでなく、各社様々なハイブリッドカーが登場し、今や「ハイブリッド」は定番ジャンルとなった。

反面、ハイブリッドを世に定着させたプリウスの独自性は、もはや薄まってきてしまったのではないか? そんな疑問から早速「プリウスはオワコンなのか? それともまだまだ健在なのか?」とTwitterアンケートを募集した。

※アンケート測定期間:2021年2月15日(月)~2月19日(金)/測定方法:MOTA編集部公式Twitter

SNS上でのみんなの声は?

過半数が存在感の低下を認めるも、その差は圧倒的とまでは言えない

Twitterアンケートでは、全体の約4割が「プリウスはまだ健在だ」と答え、残りの約6割が「プリウスはもうオワコンだ」という結果となった。

その中でプリウスオーナーからは「多くのメーカーでハイブリッドが普及してきた今、その存在は薄まった」「他のハイブリッドに比べて先進的な部分がなく、このままではオワコンかもしれない」という声が寄せられた。

オーナー自らも存在感の低下を認める声がある一方で他のオーナーからは「ハイブリッドとしては特別な存在感は薄くなったけど、貴重なミドルサイズセダンではある」「そのネームバリューでまだ売れると思う」という声も。

ハイブリッドカーとしての存在感は下がりつつも、その他の魅力を挙げるなど、アンケート結果では過半数を超える約6割が存在感の低下を認めてはいるものの、圧倒的差とまでは言えない状況だ。

また、アンケートの他にもSNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。

やはり「ハイブリッドを普及させた功績は大変素晴らしい」「ハイブリッド界のパイオニア」と称える一方で「選択肢が広まりハイブリッドでも好みのデザインが選べるようになったのでプリウスのアドバンテージはなくなってしまった」という声が多く見受けられた。

中には「このデザインだから選ばない人がいる」「燃費の為のデザインなので後席の頭上空間が狭い」「最近は変にスポーティに振って残念」という声も。

2020年12月、日本政府は2030年のガソリン車販売禁止を発表し、脱ガソリンに向けた「自動車の電動化」を進める方針を打ち立てた。電動化とは簡単に言うと、自動車の動力源をエンジンから電気モーターに変えていくこと。それらのモデルにはハイブリッド(HV)、プラグインハイブリッド(PHV)、電気自動車(EV)、燃料電池車(FCV)などが含まれる。

電動化が叫ばれる中、果たしてプリウスは再びエコカーのトップランナーに返り咲けるのか? それともこのまま“オワコン”となり姿を消してしまうのか。今後の動向に期待が掛かる。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

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望月 達也(MOTA編集部)
筆者望月 達也(MOTA編集部)

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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