トヨタ新型プリウス 購入情報|減税率はどのくらい? 燃費・グレード・デザインもかんたん解説【初心者向け解説】

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先代比較 約130%の改善!?40.8km/Lの圧倒的な低燃費を誇る新型プリウスの実力とは

新型プリウスで注目すべきはその圧倒的な低燃費。世界トップクラスの40.8km/Lを実現しました。先代モデルは最高で32.6km/Lでしたので、約130%の改善となります。

秘密は新設計のプラットフォーム(クルマの骨格のようなもの)とTNGA(Toyota New Global Architecture)にあります。低燃費・デザイン・走行性能等、クルマに必要な要素全てを見直した新しいトヨタ車のカタチです。これにより、なんと全てのグレードがエコカー減税(新車購入時の取得税と重量税が軽減される)の対象となっています。

実燃費や試乗レポートはこちらをご覧ください。

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新型プリウスグレード一覧(2016年10月時点)

【新型プリウスのグレード一覧(2016年10月時点)】

◆ Aプレミアム ツーリングセレクション

◆ Aプレミアム

◆ A ツーリングセレクション

◆ A

◆ S ツーリングセレクション

※本体価格降順

各グレードの違いは次の章をご覧ください。

グレードの違いをカンタン解説。ツーリングセレクションとは?

「グレードの違いが判らない」「一番燃費がいいのは?」「ツーリングセレクションとは」簡単にお答えします。

新型プリウスのグレード構成で大きなトピックは、初めて4WDが追加されたことです。E-Fourと呼ばれるこの4WDシステムは、平常時は前輪駆動(FF/2WD)で発進や雪道の走行の際に、自動で四輪駆動(4WD)に切り替わる設定です。 いわゆるフルタイム方式ではなく、路面状況に合わせて適切に判断してくれるシステムです。

以上をふまえたうえで、グレード体系は大きく3つにわかれます。

(1)【E

<特徴> 

◆燃費が最も良いグレード。燃費40.8km/Lは“E”のみ

◆本体価格 約243万円~。最もお手頃なグレードです。

◆2WDのみ

(2)【S★売れ筋

<特徴> 

◆ 新型プリウスの人気グレード。ベーシックな装備のグレードです。

燃費は37.2km/L。4WDは34.0km/L。

◆本体価格 約248万円~。4WDは約20万円プラスで、約268万円~。

(3)【A

 <特徴>

燃費は37.2km/L。4WDの場合34.0km/L。

衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」が標準装備

◆本体価格 約278万円~。4WDは約20万円プラスで、約298万円~。

Aプレミアム

 <特徴>

燃費は37.2km/L。4WDの場合34.0km/L。

衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」が標準装備

◆内装素材にこだわりたい方はこちら。各所に本革素材が採用されます。

◆本体価格 約310万円~。4WDは約20万円プラスで、約330万円~。

<ツーリングセレクションとは>

各グレードの上級版です。デザインと素材がアップグレードされるだけで、燃費等の性能に変更はありません。

具体的には、ホイールとリヤバンパーが専用デザインになり、ステアリング、シート、センターコンソールに採用される素材がアップグレードされます。詳しい変更内容は、トヨタのホームページをご確認ください。

新型プリウスの人気グレードランキングはこちら

新型プリウスの自動車税と適用されるエコカー減税

「新型プリウスにかかる税金はいくらなのか!」「そもそもエコカー減税って何!?」そんな疑問にお答えしましょう。

クルマにかかる税金は4種類

(1)消費税 :購入時に課税

(2)自動車取得税:購入時に課税。車両本体価格から算出。

(3)自動車重量税:購入時車検ごとに課税。車両の重さで変動。

(4)自動車税 :毎年4月1日に課税。排気量で変動。

つまり、(1)(2)(3)が購入時の“諸費用”に含まれ、(3)(4)が“維持費”に含まれると言うわけです。

エコカー減税とは

エコカー減税=取得税と重量税を軽減する制度。

グリーン税制=新車を購入した翌年の自動車税を軽減する制度。

新型プリウスを新車で購入する際にかかる税金はいくら?

新型プリウスは、現状全てのグレードにエコカー減税が適用されます。

売れ筋グレードである“S”の2WDを例に見てみましょう。

(1)消費税 :183,636円

(2)自動車取得税:0円 

(3)自動車重量税:購入時0円

結論

新型プリウスを新車で購入した際にかかる税金は、消費税だけ! さすがトップクラスのエコカーですね。

※CEV補助金は新型プリウスには適用されません。

フルモデルチェンジした新型プリウスのデザイン・内装が気になる!

賛否両論ある新型プリウスのデザインですが、トヨタが目指したのは、先進機能に遊び心を融合させた、一目でプリウスと判るユニークなデザイン。確かに一度見たら忘れない個性的なデザインです。

 開発責任者の豊島浩二氏が「イルカのようなシルエット」と称する見た目は、先代に比べると、低重心でスポーティーな躍動感あるデザインになっていることが判ります。

ツヤのある素材でまとめられた運転席は、座ってみると意外に包まれ感のあるスポーティーな印象。プリウスとは思えないスタイリッシュな内装に進化しています。 写真と実車はかなり印象が異なりますので、思い切って試乗に行くのもアリですね!

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基本スペック

【トヨタ 新型プリウス(S [2WD])】

全長x全幅x全高 :4,540x1,760x1,470mm

ホイールベース :2,700mm

乗車定員 :5名

車両重量 :1,360kg

エンジン種類 :2ZR-FXE型 直列4気筒 DOHC ガソリンエンジン

エンジン最高出力 :72ps(98kW)/5,200rpm

エンジン最大トルク:14.5kgf-m(142N・m)/3,600rpm

モーター種類 :交流同期電動機

モーター最高出力 :72ps(53kW)

モーター最大トルク:16.6kgf-m(163N・m)

動力用主電池 :ニッケル水素電池

トランスミッション:電気式無段変速機

燃料消費率 :37.2km/L(JC08モード燃費)

タイヤサイズ :195/65R15

メーカー希望小売価格:2,479,091円(消費税込み)

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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