スバル 新型 ステラ 試乗レポート/岡本幸一郎(3/3)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
全車にフロントスタビライザーを標準装備。素直に良くできたクルマだ!
走りについても、スバルらしいコダワリが見られる。まず、ベース車ではカスタム系のみにスタビライザーが与えられるところ、標準系も含め全車にフロントスタビライザーを標準装備としている点が大きな違い。
その上で、乗り心地に振る方向でバネレートとダンパーなどでチューニングを進めた結果、結局カスタムと同じというオリジナルセッティングに行き着いたようだ。
また、スバルのオリジナルグレードであるカスタムRリミテッドSでは、タイヤ&ホイールをインチアップし、15インチ化(155/65R14→165/55R15)している。 こちらもいろいろとマッチングを試したそうだが、結局14インチ仕様と同じ足まわりがベストという結論に達したらしい。
ちなみにベース車には半年ほど前に試乗したのが最後だが、このクルマに触れて改めて感じたのは、素直に良くできたクルマだなということだ。
ベース車と同じく、軽自動車として、現状これ以上は望むべくもない安心感のある走りを持ち合わせているし、また安全性能や、優れた燃費性能も、もちろん受け継いでいるわけだ。
そして、ベース車よりも敢えてこちらを選びたくなる、というよりも、我々からしても、こちらを選ぶべきと述べたくなる、テレスコピックやスタビライザーなどの装備の追加がなされていることも、最後に強調しておきたい。
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