スバル デックス 試乗レポート(2/2)
- 筆者: マリオ 二等兵
- カメラマン:柳田由人
スバルらしくはないが、使い勝手が本当に良いクルマ
乗ってみると、スバリスト的に「悶絶!」させられるような官能さはありませんが、日本の市街地で使う1,300ccの小型車としては何の不満もなく、良くできた実直な小型車であることが誰の目にも明らかです。
室内には小物入れがたくさん備えられており、痒い所に手が届きそうな「いたれり付くせり」感は十分以上。室内はミニバンのように広く、大人5人でもゆったり乗れます。100万円台半ばの小型車に対して、これ以上何を求めるのか?という気持ちにさせられました。
ラリーカーにしたり、夜な夜な峠を攻めたりするような用途には不向きながら、スバル車ユーザーのすべてがそういうことが好きなワケではないので、コレでいいのです。
そんなことを思いながら乗っていると、bB/COO/デックスの三兄弟はすべて大阪にあるダイハツの池田工場で組み立てられていることを思い出しました。そこはなんと、2001年頃に自分が期間工員として働いた場所なのです!
当時は、アトレー7というクルマのアンダーボディのスポット溶接作業をしていたのですが、マリオにとってダイハツの池田工場は「かつての職場」にあたります。
仕事を失い、極貧にあえいでいた時代に愛車インプレッサの車検代とタイミングベルトの交換費用を稼がせていただいた、忘れ難き恩人でもあるのです。これでも自分は、期間工員としては極めて優秀だったため、就業中には社員への採用を打診されたこともありました(ホントの話)。
もしもあの時、社員になっていたら自分は今頃デックスを「造る側」に居たかも知れません。個人的な想い出話にて恐縮ながら、そんな感傷に浸っていると、デックスのことが愛おしくてたまらなくなりました。
「デックスはスバル車にあらず!」と否定的な意見を持たれる守旧派スバリストの皆さん、お気持ちはよーくわかりますが、どうかデックスを認めてあげてください。実用車としては本当に良いクルマなんです。
そういえば、デックスに装着された「六連星」のエンブレムは、なんと“スバル車史上最大”サイズ!(笑)
コレに免じて、ゼヒ!
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