2011年9月度販売ランキング/松下宏(2/3)
- 筆者: 松下 宏
4位~10位:ミライースが加わってミラが急上昇、ミニバンのセレナが1万台を突破
4位:ミラ(14,920)/5位:タント(12,189)
6位:ムーヴ(11,322)/7位:ヴィッツ(10,860)
8位:セレナ(10,371)/9位:カローラ(8,835)
10位:アルト(7,869)
統計上、プリウスにプリウスαが含まれ、フィットにフィットシャトルが含まれるのと同様に、軽自動車でもミラの販売統計にミライースの台数が含まれる。
このため、下旬からミライースの販売が始まったミラが全体の4位、軽自動車ではワゴンRに次ぐ2位の14,920台を記録した。
8月のミラは5,852台を販売していたが、一気に2.5倍もの台数を記録したのはミライースによるものだ。ミライースは発売前からティザーキャンペーンを展開し、予約受注を始めていたから、発売早々に一気に台数をまとめてきた。
ミライースが発売された後は、ミラのユーザーのかなりの部分がミライースに移行したと思われる。
5位はタントの12,189台で、6位はムーヴの11,322台だから、ミライースの登場でランキングはやや落としたものの販売台数自体は引き続き好調。
ダイハツ全体では52,092台で、スズキを6,000台も引き離す形になった。
ベスト10にはほかにアルトが10位に入っていて、半数が軽自動車という結果だった。
最初に書いたように9月の軽自動車は全体としては登録車に比べて必ずしも好調とはいえないが、売れ行き上位車種については軽自動車も好調である。
9月は7位のヴィッツが10,860台で、8位のセレナが10,371台と、上位8車種までが月間1万台を突破した。これは今年最多の1万台超えであり、この観点からも新車販売台数が復調を示したといえる。
ヴィッツは最近1万台レベルの販売を記録しているが、セレナが1万台を超えたのは今年初。
日産車としてトップの売れ行きであり、好調さが際立っている。9位はとカローラで8,835台を販売した。カローラは最近ではベスト10から外れることが多かったが、9月はベスト10圏内を確保した。
逆にミライースの上昇でベスト10から陥落することになったのがデミオ。7,542台にとどまって11位になった。
それでも、SKYACTIVを搭載してからは比較的好調な売れ行きを示しており、9月の台数もまずまずの結果だ。
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