エコカーの真相/第九回 セグウェイのパクリが中国で続々出現!?(3/3)
- 筆者: 桃田 健史
- カメラマン:桃田健史
また昨年の後半、トヨタのお膝元、豊田市の市街中心地で、歩道脇の私有地での実証試験も行った。これは、国土交通省が進めている「超小型モビリティ」施策の一環だ。
同実証試験では、老人向けの低速移動電動車・スズキ「セニアカー」や歩行者などと同時走行し、すれ違いや追い越しの実態を検証した。
ちなみに「セニアカー」だが、本来は「シニアカー」のはず。その命名についてスズキの開発担当者はこう漏らした。
「鈴木修会長(兼社長)が、シニアでは「死にや」に聞こえる。高齢者に対して不適切だ!と指摘されました」。この鶴の一声で、商品名は「セニアカー」となった、という。
この「セニアカー」は道路交通法上、歩行者扱い。そのため最高速度は6km/hで、車道は走行出来ないことになっている。
ところが、実態は違う。地方では普段の買い物の足として「セニアカー」をクルマ同然で使用している高齢者が少なくない。今後、高齢化が進む日本で「セニアカー」に関する法整備の見直しが必要だ。
では今後、トヨタ「ウイングレット」はどうなる?
「セニアカー」の仲間として、最高速度6km/hの歩行者扱いなのか?それとも「セグウェイ」や「チェグウェイ」のように、歩道を含めた公道走行不可の、私有地専用の特殊車両になるのか?
不思議な乗り物、自立式電動二輪車。これも「エコカー」の仲間である。
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