レクサスが新型EVコンセプトを発表、ついに本格EVに挑戦【みんなの声を聞いてみた】

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レクサスは2021年3月30日(火)、電気自動車(EV)のコンセプトカー「LEXUS LF-Z Electrified(レクサス エルエフ・ゼット エレクトリファイド)」を発表した。同モデルはレクサスが考える近未来の電動化モデルを示唆するもので、あわせて2025年には全車種に電動化モデルを設定するなど、今後の電動化に向けたレクサスブランドの将来についてもアナウンスした。

果たして、世間の人々は今回発表されたコンセプトカーについてどう捉えているのか? ここではSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。

目次[開く][閉じる]
  1. EV専用プラットフォームに、独自の四輪制御技術も採用した次世代EV
  2. SNS上でのみんなの声は?
  3. 今後のポイントは全固体電池か

EV専用プラットフォームに、独自の四輪制御技術も採用した次世代EV

レクサスは2021年3月30日(火)、EVコンセプトカーの「LEXUS LF-Z Electrified」を世界初公開した。

LF-Z Electrifiedのボディサイズは全長4880mm×全幅1960mm×全高1600mm、ホイールベース(前後車軸間の長さ)2950mm。車両重量は2100kgを想定。プラットフォームには、バッテリーを床下に積むEV専用のものを採用している。

駆動方式はFF・4WD・FRと自在に駆動方式を変化することが出来る四輪駆動力制御技術「DIRECT4」を搭載する。

最大出力400kW、最大トルク700Nm。搭載されるリチウムイオン電池の容量は90kWhで、航続可能距離は600km[WLTPモード値]。最高速度は200km/h、0-100km/h加速は3秒を見込む。

SNS上でのみんなの声は?

デザイン面は好評も、ハード面には一部批判的?

そんな注目のEVコンセプトカー「LEXUS LF-Z Electrified」について、SNS上ではどのような意見が飛び交っているのか早速確認してみた。

まず多く見受けられたのは、デザイン面についての声。「フロントマスクのデザインがかっこ悪い」など批判的なコメントも見受けられるものの、割合としてはポジティブな声が多い。

その中身としては「全体的なシルエットは未来的でかっこいい」「コンセプトカーはかっこいいデザインなので、市販モデルもこれに近いものにして!」「これまでもコンセプトカーそのままのデザインで出してきたレクサスなので、今回の市販モデルにも期待」などといったもの。

総じて「レクサスはプレミアムブランドなのだから、コンセプトカーの雰囲気をあまり崩さないまま出してほしい」とし、さらにこれまでの実績から高い期待感を抱いているとした声が多く見受けられた。

一方で、デザイン面以外の声を見ると「新型が出てくるのが遅いイメージのレクサスだが、5年で20車種本当に出せるのか?」「やっと後から出してきたのに、スペックが先を行く競合他車より見劣りする」と、ハード面については厳しい意見も。

それでも「日本の未来を背負う自動車産業、そのトップであるトヨタには踏ん張って欲しい」といった声もあり、トヨタにかかる期待が垣間見える。

今後のポイントは全固体電池か

レクサスでは、2025年までに100以上のEV、PHV(プラグインハイブリッド)、HV(ハイブリッド)等の電動車を含む、約20車種の新型モデルや改良モデルの投入をアナウンスした。

2025年には全車種に電動化モデルの設定を完了させ、電動車の販売比率もガソリン車を上回らせる計画だ。

「今後のポイントは全固体電池か」と、今回は発表されなかったトヨタが研究・開発を進め、2020年代前半に実用化を目指す大容量の次世代バッテリー技術「全固体電池」に注目も集まる。

「動き出しは慎重なトヨタだけど、動き始めたら一気に突き進むから、いけると判断したらさらに前倒しする可能性は高い」「EVに出遅れたトヨタという見方だったが、用意周到に準備して一気に攻勢をかけてくる態勢か」とみる声もあり、ここからトヨタの反撃が始まるのか? 今後の展開にますます目が離せない。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

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望月 達也(MOTA編集部)
筆者望月 達也(MOTA編集部)

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

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