国内導入はいつ!? 新型エクストレイル登場に待った無しのファンの現状 【みんなの声を聞いてみた】

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2020年10月、北米で新型ローグが発売になった。従来型はエクストレイルの兄弟車だったが、ひと足お先にフルモデルチェンジが実施された形だ。日本での新型エクストレイル導入にも期待がかかる中、国内では日産から意外なニュースが届いた。現行型エクストレイルを一部改良し、11月5日から発売するというものだ。内外装の質感向上でより精悍な印象にはなっているものの、新型導入を今か今かと心待ちにしている方も多数いることだろう。実際に一般ユーザー、さらにはこれから購入を検討している人々にはどう捉えられているのか? ここではSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。

目次[開く][閉じる]
  1. 北米では一足先に新型が登場
  2. 国内では現行型がここへきてまさかの一部改良
  3. SNS上でのみんなの声は?

北米では一足先に新型が登場

日本よりもひと足先に北米で発売開始となった新型エクストレイル(北米名「ローグ」)。これで4代目モデルとなるが、日産ファンとしては日本よりも先に海外で登場したことに複雑な想いを持つ人も少なくないだろう。

世界的なSUVブームの中で、中国と並び最もSUVが売れるアメリカでは、特にエクストレイルが属するミッドサイズクラスが人気の中心となっている。そのためライバルとなるトヨタ RAV4やホンダ CR-Vもやはり同様に、日本よりもはるか先に新型を北米で導入している。市場の大きい地域だけに、日産も同様の流れをとった形だ。

大胆に生まれ変わった外観デザイン、ファミリー層をターゲットに設計された広くて上質なインテリア空間、そしてプロパイロットに代表される先進安全・運転支援機能などを主な特徴とする新型エクストレイル。

最新設計のプラットフォームと組み合わされるのは、先代同様の2.5リッターガソリンエンジンだ。ライバルのRAV4やCR-Vは、ガソリンモデルの他にそれぞれハイブリッドモデルを用意しているが、現在のところ北米で発売開始された新型ローグに追加のアナウンスはない。

ただし日産では次世代電動化パワートレインとして、ノートやセレナに採用される日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」の拡大採用を目指している。ローグや、新型エクストレイルにも、今後e-POWERが搭載されるとみて間違いないだろう。

国内では現行型がここへきてまさかの一部改良

先代ローグまでは、現行型(3代目)エクストレイルの兄弟車だったので、素直に考えればこれがそのまま次の4代目新型エクストレイルとして、近日国内デビュー…と思われていたが、現行型がここへきてまさかの一部改良。

グリルや前後バンパー下部、ドア下部等のメッキパーツ部をダーククロム仕上げに変更したり、レザーシートのカラーバリエーションを増やしたりと「内外装の質感向上」をテーマにした多岐に渡る改良を施した。モデル末期とは思えないほど細かな部分に至るまで手を入れている。

しかし、モデル改良を入れるということは、しばらくこのまま売り続けるということ。少なくともこの先半年以内に新型が登場する見込みはないだろう。ファン待望の新型デビューはまだまだお預けとなった。

SNS上でのみんなの声は?

そんな国内での新型導入に期待のかかるエクストレイルだが、SNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。

やはり多かったのは、「日産だけではないが、海外の数年遅れで国内導入というのが増えてきた。本国を蔑ろにするのも程がある。」「日産の車の売り方自体に大いに問題があると思う。現行オーナーだが、それでも好きなので次期型を待ちはするが…。」といった、海外先行導入という販売方法に異を唱える声。

中には、「日本で販売しない可能性も捨てきれない。買い替え検討者は落ち着かない日々を過ごさなければならず、不憫でならない。」と、日産は海外で人気のモデルが国内未導入のパターンもあるので、そもそも日本に導入されるのか不安といった声も見受けられた。

さらには、「来年車検を迎える現行モデルの買い替え候補だったが、車検通してまで待っていられないのでRAV4を検討中。」「車検が切れるので次はRAV4かフォレスターかと考えながらも、一番近いディーラーが日産なので新型エクストレイルを狙っていた。しかしこの調子だと間に合いそうもない。残念過ぎる。」など、実際に購入検討していたものの断念せざるを得ないという、日産的にも手痛い声も。

そんな中、「デザインは現行エクストレイルより好き。」「トヨタ派ですが人気のハリアーより力強いデザインでこっちのほうが好みです。」など、デザイン面で一定の支持をする声や、「新型は250万円~とかだと大ヒットだってあり得るのでは。あとはe-powerをいくらで設定するか。350万円前後でオプション付けても400万切りを期待したい。」「270万円位で日本でも売ればRAV4と渡り合える。現行が244万~だからそれを切るくらいの頑張りを見せて欲しい。」と、純粋に次期型に期待する声も多く見受けられた。

それは大いなる期待の裏返し

色々と議論はあるものの、それは大いなる期待の裏返し。なんだかんだと言われながらも、3世代に渡りファンから支持され続けてきた証しと言えるだろう。いずれにせよ、新型エクストレイル登場を今か今かと待ち望む日産ファンは多いはず。今後の展開にますます目が離せない。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

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望月 達也(MOTA編集部)
筆者望月 達也(MOTA編集部)

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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