トヨタ MR-Sに乗りたいなら今がねらい目!?軽量お買い得なミッドシップスポーツカー【MOTA写真館】
- 筆者: MOTA編集部
かつて、トヨタが生み出してきた名スポーツカーはいくつもある。近年では、トヨタ 86を皮切りに、スープラ、GRシリーズなどスポーツカーに力を入れているが、未だにミッドシップだけは復活していない。今回は、トヨタ最後の量産型ミッドシップスポーツカーとなったMR-Sを紹介しよう。
シーケンシャルも選べる軽量コンパクトなオープンスポーツカー
トヨタ MR-Sはトヨタ ヴィッツなどの前輪駆動系パワーユニットを後方へ平行移動する形で、ミッドシップ化したオープンスポーツカー。四隅に配置されたタイヤと短いオーバーハング、低く構えたスタイリングは、見るからに走りを予感させてくれる。
エンジンは、1.8リッター 直列4気筒 140馬力/17.4kgmと決してハイパワーとは言えない。しかし、1000kg前後の軽量なボディとミッドシップに搭載したエンジンにより、軽快な走りとハンドリングを楽しむことができる。
トランスミッションは、MTと国産量産車初のシーケンシャルマニュアルトランスミッション(SMT)を搭載。クラッチペダルを持たないSMTは、AT限定免許で運転することができる。また、オーソドックスなマニュアルトランスミッションも選べ、2002年までの前期型は5速、以降後期型では6速となる。
低価格が魅力的なMR-Sだが中古車相場はやや高騰
走りを追求した軽量オープンスポーツカー MR-Sは、168万円~という価格で販売されていたことは、時代的な物価の影響があるとは言え非常に魅力的だ。しかし、スペシャリティーカーやスポーツカー市場の衰退には抗えず、2007年に販売を終了してしまう。
2020年現在の中古車事情を見ると、相応の台数が流通するが、最終年式に近い高年式のマニュアルトランスミッションモデルは新車価格に迫る価格で販売されていることも少なくない。一方、シーケンシャルトランスミッションモデルは、マニュアルトランスミッションモデルよりもやや低い相場で推移している。
スペックや価格
■全長×全幅×全高:3,895mm×1,695mm×1,235mm
■エンジン:1.8リッター 直列4気筒 DOHC(140馬力/17.4kgm)
■トランスミッション:5速MT/SMT(~2002年)、6速MT/SMT(2002年~)
■駆動方式:MR
■販売期間:1999年~2007年
■新車時価格:168万円~198万円(1999年)
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