コロナでディーラーに異変!? 変わりつつある販売現場を直撃【未来モビリティ総研】(1/2)
- 筆者: MOTA編集部 木村 剛大
- カメラマン:MOTA編集部
未だ世界中で猛威を振るっている新型コロナウィルス。自動車業界も大打撃を受けているが、新車ディーラーでは新たな動きがあるという。と、今回はコロナ禍で変化した新車販売の今をお届け! 結論から言うと、かなりの衝撃です。
新車市場は未だ厳しい!
5月のゴールデンウィーク明けにもディーラーが置かれている状況をお伝えしたが、今回はいわばその続報。4月の新車販売結果は、1968年の統計以来、東日本大震災やリーマンショックに次ぐ3番目の低い水準であった。しかし直近5月のデータを見るとさらに悪化の一途をたどっており、販売現場は未だ厳しい状況下にある。
実際、首都圏、関西地区、中国四国地方で新車販売を行なっているディーラーマン3名に聞くと、緊急事態宣言が解除されてもなお4月よりも現在の方がキツイと嘆くほど。
ところが、コロナ禍によって、不特定多数の人と接触する公共交通機関よりもマイカーの方が安全! という意見が増え、購入を考えるひとが増え始めたなど、嬉しい面もある。販売現場としては、リモート商談という新たな取り組みによって、嬉しい変化も起きているとの声も。
書き入れ時の連休も閑古鳥……現役ディーラーマンの悲痛な声とは?▼
リモート商談は女性が大喜び! 納得のワケとは?
リモート商談とは、自宅とショールームをスマホやPCなどで繋ぎ、自宅にいながら商談ができるというものだ。
わずかながら、新車販売を経験した筆者・木村からすると「それで販売なんてできるの?」とも思ったが、最前線で働くディーラーマンたちは前向きに捉えていると前述の営業マンは話す。この新時代の商談スタイルが女性、とくに子育て世代にバカ受けなんだとか。
新車を購入した経験のある人なら共感できると思うが、クルマを購入するまでには販売店へ何度も通い、しかも何時間も滞在して商談するなど、超がつくほど時間がかかる。クルマを買うお父さんは楽しくても、お子さんをはじめとする家族はその時間が何より苦痛だったりするのだ。それもリモート商談ならば、わざわざお店まで出向かなくても済むというワケ。
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