まだ間に合う! CASE初心者がみんなの謎を解説
- 筆者: MOTA編集部 木村 剛大
- カメラマン:MOTA編集部
編集・木村は自動車メディアの編集部に属していながら、CASEを全くわかっていない。お恥ずかしいっ(照)。持っている知識は、きっと自動運転関連の……くらいのボヤッとしたもの。それではマズイのでCASEを猛勉強。実はワタシも……というあなた! こっそり読んで遅れを取り戻せ♪
意味さえわかれば超簡単? CASEとはこうだ!
そもそもCASEとは、Connected(コネクテッド)、Autonomous(自動運転)、Shared&Services(カーシェアとサービス)、Electric(電動化車両)の4つの頭文字をとったもの。すでに実用化されている技術もあるが、これだけでは正直よくわからない……。それぞれの何? を解説していく。
インターネットとクルマの融合=C
Cのコネクテッドとは、クルマが常時インターネットと繋がったものを指す。万一の際に役立つSOSコールやHey! メルセデスでおなじみのメルセデス・ベンツなど一部車種でコネクテッドカーとして実用化されているアレだ。現時点では、音声操作でのナビ設定や空調の操作を行うなどにとどまるが、将来的には走行データの収集&解析、さらには車両管理などその可能性は無限大。
加えて、自動運転には必須となる地図データの収集にも利用される。つまり、自動運転を実現させるにはコネクテッドが必須というワケだ。
最大のキモはA!
おそらく最も関心が高いのはAの自動運転だろう。大きく分けて5つのレベルに分けられ、以下の表のように区分されている。
現在、レベル3までは技術的には可能ながら各国の法規などにより、市場に出回っているのはレベル2まで。そう、日産 スカイラインハイブリッドで話題の高速道路でのハンズオフ機能もまだレベル2。やっとスタート地点に来たというイメージだ。
今後は2025年をめどに高速道路でレベル4の実用化、一般道を含む完全自動運転は2030年代以降になるという。
移動の概念までも覆しかねないのがS
簡単に言うなれば、クルマの所有から共同所有に変わるということ。現在でいえば、首都圏を中心に人気のカーシェアがそれにあたるが、将来的にはライドシェア(乗合クルマ)も広まるだろう。同じ方向に向かうのであれば、複数台動かすより環境負荷が少ないという側面もある。
電気全盛の時代が来る!? エンジン車はなくなるかも
最後のEはElectric、つまりクルマの電動化だ。ハイブリッドカーはもちろん、電気自動車を増やしていこうというもの。ガソリンや軽油を使うエンジンを搭載する内燃機関車が吐き出す二酸化炭素を減らすのが最大の目的となる。
今回、はじめて難しい記事に挑戦しました。今後もみなさんと一緒にモビリティビジネスを考えていきたいと思います。
来週の月曜日は、ディーラーから試乗車がなくなる? スバルが進めるVRプロジェクトを特集予定。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】
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