年末年始に観たくなる、おすすめクルマ映画2019-2020|シュガー・ラッシュ:オンライン

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クルマにまつわる映画は数多くあり、私も好きでよく見るのだが、そこでよく感じるのは男性が主体となっているものが多いということ。もちろんそれはそれで面白いのだが、ここ最近では女性レーサーのF1である『Wシリーズ』が始まったりと、女性ドライバーも増えているので「女性目線のクルマ映画があったらいいなぁ」と思ったりもする。そんな私がおすすめしたいのは『シュガー・ラッシュ:オンライン』だ。

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目次[開く][閉じる]
  1. 「暴走少女とおじさん」の映画!?
  2. 前作「シュガー・ラッシュ」のあらすじ
  3. “スローターレース”の過激なカーチェイスがたまらない
  4. リアリティあるエンディングがむしろ秀逸
  5. 筆者が2018-2019にオススメしたのは意外な作品!?

「暴走少女とおじさん」の映画!?

『シュガー・ラッシュ:オンライン』は2018年公開された映画だが、公開当時はあるCMのせいでSNSなどでも話題になったので、もしかしたら知っている人もいるかもしれない。

そのCMは、ディズニープリンセスが勢揃いして、『シュガー・ラッシュ:オンライン』の主人公であるヴァネロペを取り囲み、「本当にあなたもプリンセスなの?」とプリンセスらしい質問を投げかけるというもの。しかし私は前作である『シュガーラッシュ』からこの映画シリーズのファンなので、プロモーションの仕方には正直がっかりした。

なぜなら、この映画はディズニープリンセスとはまったく無縁の「暴走少女とおじさん」の話だからだ。

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前作「シュガー・ラッシュ」のあらすじ

今回は年末年始に観たい映画ということで、できれば時間のある人は前作の『シュガー・ラッシュ』から観ていただきたい。もし観ていない方のために前作を簡単に説明すると、『シュガー・ラッシュ』は、とある古びたゲームセンターのアーケードゲームの話で、出てくる登場人物は全員アーケードゲームの中のゲームキャラクターだ(ここでは省略するが、パックマンやソニック、ストリートファイターのキャラクターなど実在するゲームキャラもたくさん登場する)。

主人公はレースゲーム“シュガー・ラッシュ”のレーサーであるヴァネロペと、もう一人は“フィックス・イット・フェリックス”(昔のドンキーコングみたいなゲーム)の悪役であるラルフ。悪役でずっと嫌われ者だったラルフが、破天荒でトラブルメーカーの少女ヴァネロペと出会って、無二の親友になっていくという話だ。小さいゲームセンターの中で、アーケードゲームのキャラクターが精一杯生きていることや、ゲームや自分の立場を超えた友情にほっこりしたり感動する映画なのだが、今回紹介する『シュガー・ラッシュ:オンライン』は題名の通り、その小さなゲームセンターを飛び出してインターネットの世界へ行くという話だ。

“スローターレース”の過激なカーチェイスがたまらない

話を最初に戻すと、そのインターネットの世界で、ヴァネロペは“スローターレース”という過激なレースゲームに出会う。そのゲームの女性キャラクターであるシャンクとヴァネロペの超絶カーチェイスシーンがとにかくかっこいいのだ! あまりにかっこよくて、私なんかは涙が出てしまったほど……。自分のレースゲームでは最強だが、まだ広い世界へ出たばかりのヴァネロペ、過激で危険なカーレースの世界で育ってきたクールで大人なシャンク。女性ならどちらにも感情移入できるし、「いずれはシャンクみたいな女性になりたい!」と思う人はきっといるはず(少なくとも私はそう)。

そんなシャンクに出会って、ヴァネロペは今いる小さい世界から出たいと思うようになる。そこで親友のラルフと噛み合わなくなっていくのだが……。前述した超絶かっこいいカーチェイスがありつつも、根幹はやはりこの二人の友情の話だ。インターネットや新しい世界を自由に飛び回ることのできる少女と、いまだに古びたアーゲードゲームが性に合うおじさん。たとえば、お父さんと娘、上司と部下など、自分に近い様々な環境に照らし合わせて観られる映画になっていると思う。

リアリティあるエンディングがむしろ秀逸

実はこの映画の終わり方に「がっかりだった」というコメントも見受けられるが、私は秀逸だったと思う。とてもリアリティ溢れるエンディングで、ディズニーにありがちな「全員がハッピーエンド」で終わらないとことがとても良かった。

特に自分のやりたいことをしっかり持っている女性や自立したいと思っている人には是非観てもらいたいし、あるいは娘にクルマ好きになってほしいお父さんなどにも最適な映画……かもしれない。

家族で観るのもおすすめだし、大人がひとりで観ても楽しめる映画だと思うので、ぜひこの結末は自分の目で確かめてみてください!

筆者が2018-2019にオススメしたのは意外な作品!?

前回おすすめしたのは、意外なことに!?アニメ映画。不思議に思われるかもしれないが、アニメでもクルマが扱われている作品が多いことはご存知だろうか。

『クライマックスシーンは是非皆さんの目で確かめてほしい』という意外な作品とは・・・続きはこちらから。

[筆者:伊藤 梓]

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伊藤 梓
筆者伊藤 梓

グラフィックデザイナー時代にミニカーの商品を担当するようになってから、どっぷりと車に魅了されるように。「こんなに人を惹きつける車というものをもっとたくさんの方に知ってほしい」と、2014年に自動車雑誌の編集者へと転身。2018年に、活動の幅を広げるために独立した。これまでの経験を活かし、自動車関係のライターのほか、イラストレーターとしても活動中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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