カンヌと日本の浅からぬ縁とは/ルノー 特別仕様車「キャプチャー カンヌ」[限定50台] 発表会レポート
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:オートックワン編集部・ルノージャポン
ルノーが34年に渡り協賛を続けるカンヌ国際映画祭
今年5月に開催された世界3大映画祭のひとつ、カンヌ映画祭(第69回 カンヌ国際映画祭)。フランスの自動車メーカー「ルノー」は34年前の1983年以来、連続で協賛を続けている。これを記念し、昨年に続き日本で特別仕様車「ルノー キャプチャー カンヌ」が発表された。
フランス流のセンスで「好きを走れ」!
ルノーの日本法人、ルノージャポンではかねてから「Vis Tes Passion(ヴィテパッション:好きを走れ)」というブランドスローガンを掲げている。ルノージャポンの大極 司 代表取締役社長は会見で『単にクルマを売るだけではなく、クルマを通じて ”フランスの文化”を感じ、生活を豊かにさせることをミッションとしている』と説明する。
例えば、先だって5月に開催されたオーナーイベント「カングージャンボリー」では、遂に4000人を超えるユーザーが参加。オーナーミーティングとしては国内でも最大級の催しへと発展している。また度々日本独自企画の特別限定車を発売するなど、もはやその活動はフランスのルノー本社でも一目置かれる存在になっている。
もちろん今回の「キャプチャー カンヌ」も日本オリジナルの特別仕様車で、なかなか日本では考えられないブルーとブラウンの色合わせなどが大きな特長だ。大極社長もキャプチャー カンヌで、そんなフランス流のセンスを存分に楽しんで欲しいと話す。
無名な監督、無名な俳優たちが世界の目に触れる場所「カンヌ映画祭」
今回、キャプチャー カンヌ発表会の会場となったのは東京・市ヶ谷にある「アンスティチュ・フランセ東京」。フランス政府公式の機関で、実に60余年の歴史を持つ文化施設だ。同施設館長のジャン=ジャック・ガルニエ氏の解説により、カンヌ映画祭の特色、そして日本との浅からぬ縁などについて語られた。
ジャン=ジャック・ガルニエ館長はまず、カンヌは国際的にも最もインパクトがある映画祭だと定義した。出展するのはまだ無名な監督、無名な俳優による作品も多く、時に実験的な新しい試みもなされるなど、決して商業主義には毒されていないと、他の映画祭との違いを指摘する。例えば当時無名だったジョージ・ミラー監督の「マッドマックス」(1979年)もカンヌで初めて紹介され、そこから世界的ヒットへと結び付いたという。低予算で作られた実験的な第一作から36年。2015年に公開された第4作目のマッドマックス(マッドマックス 怒りのデス・ロード)はアカデミー賞で多くの賞を獲るまでに至り、第一作主演のメル・ギブソンもその後世界的な有名俳優へと成長したのはご存知の通り。
またいっぽう、カンヌでは4つの日本作品がパルム・ドール(最高賞)を受賞している。中でも黒澤明監督の「影武者」は、若き日のガルニエ館長もフランスでスクリーンを観たと話す。また1997年に新人賞を、2007年には特別賞を獲得した河瀬直美監督は、アンスティチュ・フランセ東京にもよく訪れる「友人」だと話し、ここでも浅からぬ縁を披露した。
日本でも「フランス映画祭 2016」に協賛
カンヌ映画祭の協賛をはじめ、映画との縁も深いルノーだが、ここ日本でも同様のイベントが行われる。
ルノージャポンでは、2016年6月24日(金)から6月27日(月)までの4日間開催される「フランス映画祭 2016」(Festival du film francais au Japon 2016/会場:有楽町朝日ホール・TOHOシネマズ 日劇)に協賛する。フランスの新作映画をはじめ、過去の名作なども上映。映画監督や俳優たちもゲストとして駆けつけるというから、映画ファンならずとも注目のイベントだ。
[Photo&レポート:トクダ トオル(オートックワン編集部)]
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