オペル ザフィーラ 海外試乗レポート(1/3)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:日本ゼネラルモーターズ
急速な盛り上がりを見せる欧州のミニバン人気
アストラのプラットホームをベースにしたオペルの小型ミニバンであるザフィーラは、すでにヨーロッパで2代目モデルが発売されている。そのザフィーラにスウェーデンのイエテボリ周辺で試乗したのでレポートしておきたい。スウェーデン第二の都市であるイエテボリは歴史のある街だが、少し走るといっぱいの自然に包まれた環境に恵まれている。そんな環境の中で1日かけて試乗した。
ザフィーラの初代モデルはドイツ車として初めての小型ミニバンとして発売され、革新的なフレックス7シーティングシステムを採用することで人気を集めてきた。居住性と使い勝手によってこのクラスのトレンドをリードしてきたクルマともいえる。初代モデルの累計販売台数は140万台に達しており、ヨーロッパの主要市場でクラストップの売れ行きを続けてきた。各国でカー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、高い評価を受けたことが良く売れた理由だろう。
日本ではヤナセ系列で販売されたほか、GMのタイ工場で生産されたモデルがトラヴィックとしてスバルディーラーで販売された時期もあった。新型ザフィーラも従来のモデルと同様、アストラのプラットホームをベースに作られている。今回のモデルではボディサイズが拡大されたが、比較的短い全長の中に7人分のシートを配置したフレックス7シーティングシステムを採用するのは今回のモデルも同じである。当然ながらそのシステムには多くの改良が加えられ、使い勝手はさらに高められている。
ミニバンのブームはアメリカから始まって日本に広まったが、ヨーロッパではやや盛り上がりに欠ける印象もあったが、ここにきて欧州の自動車メーカー各社から3列シートのミニバンが投入されることで、ミニバン人気が急速な盛り上がりを見せている。それに対応して登場した新しいザフィーラが、どんな使い勝手や走りを示してくれるのか、大いに期待されるところ。
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