フォード、エクスプローラー史上最も優れた低燃費モデル「エクスプローラーXLT エコブースト」
フォード・ジャパン・リミテッドは、エクスプローラーに2リッター エコブーストエンジンを搭載した「エクスプローラー XLT エコブースト」を2月25日より発売する。
「エクスプローラー XLT エコブースト」は、フォードがグローバルで展開するグリーン・エンジン、2リッターエコブーストを搭載したFWDモデル。
エコブーストは直噴(高圧燃料噴射)、Ti-VCT(吸排気独立可変バルブタイミング機構)に先進のターボ・テクノロジーを組み合わせ、さらにそれを最適に制御するコントロールモジュールによって、優れた燃費性能と動力性能の両立を実現している。
旧エクスプローラーの4.0 V6エンジンを搭載したモデルと比較して、30馬力アップの243psを発揮しながら、燃費性能は25%改善されている。
エクステリアでは、外板色に上級グレードの“リミテッド”に採用されている3コートのホワイトプラチナムを設定し、インテリアも同様に、本革シート、運転席/助手席にシート・ヒーターやパワーシートを装備するなど、快適性と機能性が高められた。
新型エクスプローラーは、昨年9月に発売、その20年に渡る歴史の中で最も大きな改良が施され、ボディ構造を軽量化に優れたユニボディ(モノコック)へと変更し、エクステリア、インテリアのデザインはよりモダンに仕上げられ、パワートレイン、4WDシステムなど全てを一新。
またフォード独自のドライバー・コネクト・テクノロジーである“マイフォードタッチ”も装備するなど、先進技術が惜しみなく投入され、より快適で、よりクリーンで、そしてより安全な次世代SUVへと進化を遂げた。
昨年の9月~12月の販売では、前年比で240%の販売を達成しており、市場での評価とともに好調な販売を記録している。
フォード・ジャパンでは、この新型エクスプローラーに新たに燃費性能にも優れた機種を追加することで、より幅広いユーザーにエクスプローラーの魅力を訴求できると考えており、さらなる販売とフォードのブランド・ポジションの明確化および強化を推進していきたいと考えているという。
エコブーストエンジン
エコブーストは、2013年までに世界で年間150万機を生産し、北米で販売される90%のモデルにラインアップされるフォードのグリーン・エンジンの中核となるエンジンのこと。
エコブーストの特徴は、フォードが長年培ってきたディーゼル・エンジンの技術を活用したものであり、関連する特許は125を超える。
コストが高くなるディーゼル・エンジンのメリットをガソリン・エンジンで実現することによって、消費者にコスト負担を強いることなく、低燃費への現実的な選択を可能にした。
直噴(高圧燃料噴射)、Ti-VCT(吸排気独立可変バルブタイミング機構)にターボを組み合わせ、さらにそれらを統合的に制御し、車にとって必要なパワーをより小さいエンジンで発揮することで、燃費性能を上げ、CO2排出量を抑えている。
北米では2009年から、フォード・ブランドではフレックス、トーラス、そしてリンカーン・ブランドではMKS、MKT に3.5 L V6 エコブーストを搭載するモデルが次々と導入され成功をおさめてきたが、今回エクスプローラーに搭載される2.0L 直4 ターボ付きのエコブーストは、グローバルで展開される初のエコブーストエンジンであり、欧州をはじめ各国で生産する乗用車やSUVといったカテゴリーを越えて搭載されている。
(左から)機種名/ハン ドル/乗車定員/エンジン/ミッション/駆動/価格
エクスプローラー XLT エコブースト/左/7名/2.0L 直列 4気筒 直噴式 インター クーラー付 ターボ/6速 AT/FWD/4,400,000円
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