フォルクスワーゲン、自動車リサイクル法に基づく2009年度再資源化等の実績
フォルクスワーゲンは、2005年1月から施行された自動車リサイクル法に基づき、2009年度(2009年4月1日~2010年3月31日)の特定再資源化等物品(ASR、エアバッグ類、フロン類)3品目の再資源化状況を報告した。
自動車のASR、エアバッグ類、フロン類など3品目の適正処理・再資源化に関する業務は、お客様から預託を受けたリサイクル料金により行われており、2009年度実績については、昨年同様、ASRリサイクル率が80.8%と、2015年度法定基準である70%を大幅に前倒しして達成した。
環境先進国ドイツに本社を置くフォルクスワーゲンAGは、タイプ1(愛称:ビートル)の時代から環境負荷の低減とリサイクル活動に積極的に取組んできた。フォルクスワーゲンAGによると「1947年にシリンダー、燃料ポンプ、キャブレター、ステアリングギアなどの再生部品(エクスチェンジパーツ)の供給を始め、順次、取扱品目を増やし、1981年には500万基目の再生エンジンを生産。これまでに345,500トンの鉄と45,000トンのアルミニウムを含む数々の再生部(製)品を生産してきました。リサイクルされた全ての金属の重量(390,500トン)は、世界最大の旅客機エアバスA380で1,400機以上、もっとも環境負担の少ない『ポロ ブルーモーション』では34万台分に相当する」と伝えている。
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