通勤や子供の送迎などの日常もこなす「フェラーリ GTC4ルッソ T」が日本初披露
発表の会場となった代官山 T-SITEでは、「日常的に愉しめるフェラーリ」というコンセプトを伝えるプレゼンテーションと、俳優の伊勢谷 友介さん、モデルのクリス-ウェブ 佳子さんによるトークショーが行われ、鮮やかなブルーのGTC4ルッソ Tがお披露目された。
フェラーリのまったく新しいGTコンセプトを確立したGTC4ルッソ Tは、フェラーリ史上初のV8ターボエンジン搭載4シーターモデル。週末のロングドライブだけではなく、日常のドライブにも適したスポーツ性能と多用途性を備えた1台である。
ターゲットユーザーは、これまでとは違うモデルを求めている30代・40代で、毎日の通勤はもちろん、スポーツを楽しみにビーチに行ったり、子供の学校への送迎、また、パートナーとドライブを楽しむために利用することが想定されている。
このようなユーザーには、様々な使用状況に応える多彩な機能性が重要となり、これに応えるV8ターボエンジンは、大きな魅力となる。GTC4ルッソ Tに搭載されているのは、2016年インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーを受賞したエンジンの最新進化版となる。
総排気量は3855ccで、最高出力は610cv/7500rpm、比出力158cv/lというコンパクトかつ高効率なエンジンは、同カテゴリー最高の数値を達成した。燃料消費量の最適化を図る一方、アクセル操作に瞬時に反応し、最高速度は320km/h以上、0-100km/h加速は3.5秒というパワフルな加速を実現している。
また、フェラーリ伝統のサウンドトラックを GTC4ルッソ Tも継承している。エンジン点火を同調させるフラットプレーン・クランクシャフトと、サウンドを調整する等長エグゾーストヘッダーに加えて、排気ラインには新たな大径サイレンサーを備えたセンター・セクションが追加された。
フェラーリのスタイリング・センターでデザインされたGTC4ルッソ Tは、流れるような究極のラインとテーパー・シェイプを備えた、革新的なシューティングブレーククーペである。
また、GTC4ルッソ Tのユニークなデュアルコクピット構造は、ドライバーだけではなく、パッセンジャーにもドラインビング・エクスペリエンスを存分に味わってもらうためにデザインされ、レザーの匠人の技のような洗練されたエレガンスと、特にインターフェイスで顕著なスポーティー・メタルおよびカーボンファイバー・パーツが見事に調和している。
なお、最新バージョンとなったインフォテインメントシステムには、10.25インチのHDタッチスクリーンが搭載されている。
エンジン形式:V8-90° ターボ/総排気量:3855cc/ボア&ストローク:86.5mmx82mm/最高出力:449kW (610CV) /7500rpm/最大トルク:760Nm/3000~5250rpm/最高回転数:7500rpm/全長:4922mm/全幅:1980mm/全高:1383mm/ホイールベース:2990mm/フロント・トレッド:1674mm/リア・トレッド:1668mm/駆動方式:後輪駆動/乾燥重量:1740kg/トランスミッション&ギアボックス:4WS/ 7-speed F1 DCT/E-Diff/電子制御システム:SSC3/CST with F1 TRAC システム, ESP 9.0 プレミアム with ABS Evo/ SCM-E/最高速度:320km/h以上 0-100km/h加速:3.5秒/0-200km/h加速:10.8秒
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