フォルクスワーゲン、2008年度再資源化等の実績について
フォルクスワーゲンは、2005年1月から施行された自動車リサイクル法に基づき、2008年度(2008年4月1日~2009年3月31日)の特定再資源化等物品(ASR、エアバッグ類、フロン類)3品目の再資源化状況について、報告する。
自動車のASR・エアバッグ類・フロン類の3品目の適正処理・再資源化に関する業務についてはお客様から預託を受けたリサイクル料金により行っており、昨年同様、2008年度はASRリサイクル率が79.5%と2015年度の法定基準である70%を大幅に前倒しして達成した。
ドイツのフォルクスワーゲンAG本社でも、旧くはタイプ1(愛称:ビートル)の時代から積極的にリサイクル活動に取り組んでおり、1999年からはドイツのリサイクル専門会社ズィーコン社(SiCon GmbH www.sicontechnology.com/)と共同でフォルクスワーゲン ズィーコン プロセス(VW-SiCon Process)という独自のリサイクリング方法を開発、運用を始めている。
2006年にはEU委員会から、その優れたリサイクル技術とパイオニアとしての高い実績を称え、「European Business Award for the Environment」(欧州ビジネスアワード 環境部門)の「Process Award」(プロセスアワード)が授与された。日本でも好評発売中の新型ゴルフには、車両重量の40%に相当する527kgのリサイクル素材が使用されるなど、自動車のライフサイクル全体での環境負荷の低減に大きく貢献している。
この記事にコメントする