日産 ラシーン「僕たちの、どこへでもドア」【車なご図鑑】

ラシーンってこんなクルマ

【車なご図鑑】ラシーン
【車なご図鑑】ラシーン

日産「ラシーン」は1998年に登場した乗用車ベースのSUVです。もっとも当時はSUVという表現がまだ一般的でなく、むしろRV(リクリエーショナルビークル)と呼ばれて、若年層を中心に強い人気を誇っていました。

「サニー」のプラットフォームをベースに設計されていたラシーンは、RVの中でもコンパクトな部類で、ほかのRVのような骨太感はありませんでしたが、逆にそのシンプルであっさり目の佇まいにファンが多かったようです。乗用車のようなスタイルと組み合わされた、高い車高やフェンダーアーチ、ルーフレールが、最近人気を博している「SUVクロスオーバー」の先祖のようにも見えてきますね。

車名の由来は「羅針盤」。キャッチコピーは「僕たちの、どこでもドア」で、テレビCMにはドラえもんが起用されていました。その名の示す通り、どこにでも行ける、冒険と言ったキーワードが似合うキャラクターでした。この点は他のRVや、現在のSUVとも共通している点です。

ボディカラーに用意されていたブルーはCMの影響もあって「ドラえもんブルー」と呼ばれ、特に中古車市場で人気があるようです。

デザイン上で特長的なのが、ルーフ後端ごとガバッと開くテールゲート。これは背の低いボディでも荷物の積み下ろしがしやすいようにという配慮ですが、ハッチバックゲートが重くなる分製造コストがかかってしまうため、今ではなかなか見られなくなったデザインです。

不思議なデザインとポジションで、独特の存在感を放っていたラシーン。 車なごの世界ではどのように描かれるのでしょうか。

ラシーン「車なご」キャラクター解説

【車なご図鑑】ラシーン

「僕たちの、どこでもドア」というキャッチコピーが印象的なラシーン。最近人気のSUV“風”のデザインに気軽に乗れることから、当時の若者にも人気があったと言います。見た目こそ四角い力強いデザインですが、悪路走行などは考えられておらず、あくまでもファッション要素としてのアウトドアイメージだったようです。

そんなラシーンちゃんですが、もうみなさんお察しの通りドラえもんをモチーフにしたカラーリングになっています。青×白で、首には鈴がついています。4次元ポケットの代わりについているのは、なつかしの「カンガルーバンパー」。今では歩行者保護の観点から無くなってしまいましたが、当時アウトドア派のクルマはみなこれをつけていたと思います。実際カッコイイですし、手軽に武骨なイメージが出るので良いですよね。ぜひやわらかい素材で、人に優しい「なんちゃってカンガルーバンパー」を開発してほしいものです(笑)

カラーリング以上に目立つガジェットたちを使って工作をしているようですが、はたして「どこでもドア」は完成するのでしょうか…そして4次元ポケットはどこへ行ったのか…色々突っ込みどころの多いラシーンちゃんですが、なかなか楽しい子たちですので、デザイン・セリフ共々細かいところまでチェックしてみてください。

特に走っている最中のセリフは、ドラえもん好きの方ならクスッとくるものがあるかもしれません!

「車なごコレクション」とは?

【車なご図鑑】ラシーン

今回紹介したキャラクターが登場する『車なごコレクション』は、実在する車を擬人化したスマートフォンアプリです。豪華声優陣が彩るフルボイスも要チェック!登場する車種は170種類以上!

車なごコレクション公式サイト

車なごは「クルマの擬人化」をテーマに、それぞれの車種が持つ歴史や販売当時のイメージ等を含めて、セリフやデザインを組み立てています。イラストとゲームだけでは語りきれないクルマの良さは、ご自身の目で見て、肌で感じて、クルマと車なごの両方を好きになっていただけたら嬉しいです。

▼車なごコレクションのダウンロードは以下からどうぞ!

AppStore  /Google play  /楽天アプリ市場

▼前回記事はこちら

日産フィガロ「生まれ変わったクラシックオープン」【車なご図鑑】

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ
ワンランク上の宿で、贅沢なひとときを... 湯山荘 阿讃琴南

愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?

  • 複数社を比較して、最高値で売却しよう!

    車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか?販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。1社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目指しましょう。

  • 事前にネット上で売値がわかるうえに、過剰な営業電話はありません!

    いままでの一括査定では、多数の買取店からの一斉電話や、査定額の比較のしにくさがネックでした。MOTA車買取は、高額査定の上位最大3社とやりとりするだけ。3社に選ばれるために買取店が競い合うから高く売れます。

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

日産の最新自動車ニュース/記事

日産のカタログ情報 日産の中古車検索 日産の記事一覧 日産のニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる