ダイムラーとルノー・日産アライアンス、メキシコ工場建設に着工
メルセデス・ベンツおよびインフィニティ向け次世代プレミアムコンパクトカーを生産する


ダイムラーとルノー・日産アライアンスは、メキシコ中部のアグアスカリエンテスで、ダイムラーと日産が出資して設立する生産合弁会社COMPAS(COoperation Manufacturing Plant AguascalienteSの略)の新工場建設に着工した。
COMPASにおけるダイムラーと日産の持ち株比率は50:50。両社は総額10億USドル(1,210億円)を投資し、最高水準を目指す生産工場の建設と運営を統括する。
COMPASの新工場は、日産のアグアスカリエンテス第2工場に隣接して建設され、初期段階の年間生産能力は23万台以上を予定しており、2017年にインフィニティ向けモデル、2018年にメルセデス・ベンツ最初のモデルをオフラインする。(生産能力は市場の伸長や需要の拡大に応じて、拡張する可能性あり)
また、2014年6月に発表された通り、ダイムラーとルノー・日産アライアンスは、メルセデス・ベンツおよびインフィニティの両ブランド向け次世代コンパクトカーを共同開発するとのこと。
両社は商品開発プロセスのあらゆる段階において緊密に協力するが、メルセデス・ベンツ、インフィニティ、それぞれのブランドアイデンティティは守られ、商品のデザインやドライビング特性、仕様においては全く異なるものになるようだ。
メルセデス・ベンツ・カーズ 生産・サプライチェーン管理担当取締役 マルクス・シェーファー氏
本日は、ダイムラーとルノー・日産アライアンスの協力関係にとって重要な節目の日です。この新たな共同工場により、両社はそれぞれのお客さまに、迅速かつより柔軟に商品を提供することができます。また、北米自由貿易協定(NAFTA)地域ではメルセデス・ベンツ初のコンパクトカー生産拠点として、この地域での当社の事業を大幅に拡大するでしょう。
当社としては、合弁会社の高効率と柔軟性を共有しながら、メルセデス・ベンツ独自の技術と、ドイツ・ラシュタットにある当社の世界トップレベルのコンパクトカー生産工場からの指導および支援を提供していきます。こうした実績のある手法を通して、ここアグアスカリエンテスでも、欧州や中国にあるコンパクトカーの生産拠点と同様の高い品質を保証することができるでしょう。
日産 副社長 北米マネジメントコミッティ(MC-NA)議長のホセ・ムニョス氏
この新工場は、ルノー・日産アライアンスとダイムラーの協業拡大を示す新たな成果です。メキシコは、車両生産における品質および効率性のグローバルベンチマークです。これこそが、ダイムラーと日産がここアグアスカリエンテスを、メルセデス・ベンツおよびインフィニティブランドの次世代プレミアムコンパクトカーの生産拠点として選んだ理由にほかなりません。また本日の定礎式を迎えられたのは、州政府・連邦政府などとの協力関係もあったおかげです。
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