ホンダ 新型「ジェイド」ストリームの後継者?【ピックアップ!カーソムリエレポート】
【カーソムリエレポートって何?】
カーソムリエ検定に合格した『カーソムリエ』が、話題のクルマを実際に試乗して書いたレポート。それがカーソムリエレポートです。
本日はホンダ 新型「ジェイド」をピックアップしてお届けいたします!
▼ストリームの後継者?(カーソムリエ Zero Fighterさん)
▼埋もれるかブームが起こるか (カーソムリエ kazuさん)
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ホンダ 新型「ジェイド」
新型ジェイドは、足回りや床下の部品の小型化を徹底し、効率良くレイアウトした超高密度低床プラットフォームを採用。立体駐車場に対応した、低全高でスタイリッシュなデザインとしながら、3列シートで6人乗りを実現したハイブリッド車である。
ストリームの後継者?(カーソムリエ Zero Fighterさん)
総合評価:3.0/5.0
外観デザイン:3.0/5.0
インテリア:3.0/5.0
走りやすさ:3.0/5.0
-オススメポイント-
新型ジェイド ハイブリッドは、すでに生産が中止されているストリームの後継車の位置づけとなるのだろうか。このクルマの価格は272万円からと、なかなか高価な価格帯となっている。ストリームが200万円程度からだったことを考えると、ジェイドの価格帯はストリームとは大きく異なる。
ジェイドのボディサイズは、全長4,650×全幅1,775×全高1,530mm。全幅が5ナンバーサイズで1,695mmだった先代ストリームと比べると、全長も全幅も大きい。これは、オデッセイとストリームの間といえるボディサイズであり、全高は多くの立体駐車場制限である1,550mm以下とすることで都市部での駐車場事情にも考慮されている。乗り味は、やや硬めである。
動力性能は、ハイブリッドシステムにより補完されたトルクにより、街乗りでは十分なものであるが、高速や追い越し加速時にはやや騒々しく、苦しさを見せる面がある。エクステリアデザインは、インサイトを思い起こさせるフロントマスク等、やや安っぽさが否めない。全体としては安全性能も最新ではあるが、価格に割には高級感がなく、あと少し…というところであろうか。
旧ストリームオーナーまたは旧オデッセイオーナーのどちらを虜にするのだろうか。やや個性にかける点も人気に火がつくかは疑問が残る。
-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-
同じ。
-不満点-
価格の割にやや全体としての品質が低い。
-運転後の感想-
通常使いには十分であるが、やや面白みと個性にかける点は残念である。
埋もれるかブームが起こるか (カーソムリエ kazuさん)
総合評価:3.7/5.0
外観デザイン:3.6/5.0
インテリア:3.7/5.0
走りやすさ:3.3/5.0
-オススメポイント-
ホンダのお家芸ともいえる屋根の低いスタイリッシュミニバン。フィットや大人気ヴェゼルと同じ1.5リッターエンジン+ハイブリッドを搭載している。
床が低く、屋根も低い。運転席に乗り込むと、およそミニバンとは思えない景色が広がる。フロントウインドウやAピラーは思いっきり寝ていて、頭上の圧迫感がありクーペに乗り込んだように感じる。横に広がるインパネデザインや明るい色調で室内の雰囲気は良い。
2列目はキャプテンシートになっており、ここが一番の特等席かもしれない。明るく開放感もあるし、スペース的にもシートのサイズ的にも余裕がある。V字にスライドするところも変わってて面白いが、これはタイヤハウスが室内に食い込んでるのを避けるためにスペース的な事情でそうなったのだろう。
そして、こんなスタイリッシュなデザインながら、ジェイドには3列目シートも備わっている。ただ、3列目は正直言って大人には使えない。3列目があるのとないのとでは、いざという時に差が出るのかも?しれないが、個人的にはこの限られたスペースでわざわざ3列シートにする意味がよくわからなかった。頭上が明るいのがせめてもの救い。
低床構造による重心の低さは走りに貢献している。やはり重心が低く幅広だと走りの安定感は高い。ロールも少なくてコーナリング性能は非常に優秀。もはやミニバンではなく、走りの質はセダンあたりと変わらない。エンジンもパワーがあるし、力不足は特に感じなかった。ただ、足回りは改善の余地あり。ホンダは全般的にストロークが短く、大きなショックに対応しきれてないところがあるが、ジェイドもまたそういうタイプだった。低床による構造的事情なのかもしれない。
-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-
同じ。
-不満点-
今の時代に、こういう「走りの良いスタイリッシュミニバン」というジャンルの需要がどれほどあるのか?というところが一番のネック。需要があるのならこういうクロスオーバーもあっていいと思うけど、正直、中途半端な車になっているという印象は拭えない。そもそも、この車は日本ではなく、中国がメインターゲット。であるならば、好きな人はどうぞ~くらいのライトな感覚でいいのかもしれない。
-運転後の感想-
こういうミニバンとスタイリッシュクーペ(セダン)のいいとこ取りをした車は、双方の良さを盛り込んでいる反面、双方の個性を消している面もある。結果、中途半端に映ってしまい時に、「何を目指そうとしているのかわからない」と酷評されたりもするわけだ。
そもそも良い、悪い、どっちの評価を受けるかは、「今の時代が求めるものが何なのか?」にもよるのであって、絶対的なものではないだろう。実際、ミニバン並みの居住性とセダン並みの走りの融合を求めるという狙い自体は悪くないし、かつてはストリームやトヨタ ウィッシュがガンガン売れた時代もあったのだから。時代が求めているタイミングだったらジェイドも売れると思うし、今でも一定のニーズはあると思う。ただ、今の流行などから考えると、それなりに苦戦するかもしれない。
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