フォルクスワーゲン、新型「ポロ」を発売

安全性、快適性、環境性能がさらに向上

フォルクスワーゲン 新型ポロ
フォルクスワーゲン 新型ポロ

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、クラス最高水準の安全・快適装備を搭載してモデルチェンジしたコンパクトハッチバック、新型「ポロ」を8月25日から販売開始すると発表した。

今回発売するのは、「ポロ TSI コンフォートライン」と「ポロ TSI コンフォートライン アップグレードパッケージ」の2モデルで、価格は「ポロ TSI コンフォートライン」が2,239,000円(消費税込)、「ポロ TSI コンフォートライン アップ グレードパッケージ」が2,495,000円(消費税込)となる。

ポロは、1975年に初代モデルが欧州で発売されて以来、これまでに全世界で1,400万台以上が販売されたゴルフとならび、フォルクスワーゲンのコンパクトカーのベストセラーだ。 日本では、1988年から販売が始まり、これまでに累計で約22万台が販売されている。

今回のモデルチェンジでは、コンパクトなサイズやデザインなど先代「ポロ」の好評点は継承しつつ、新設計となる1.2リッター TSI エンジンの搭載により約5%燃費を向上したほか、ミリ波レーダーを全車に搭載し、プリクラッシュブレーキシステム「フロントアシストプラス」やマルチコリジョンブレーキシステム、ドライバー疲労検知システムなどを標準装備し、高い安全性を実現した。

さらに、「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」や「リアビューカメラ」といったハイクラスの安全・快適装備の採用や、新開発のインフォテイメントシステムなどにより、ハイスタンダードなコンパクトカーとしての魅力を一層高めた。

プリクラッシュブレーキシステムなど、クラスをリードする安全装備を搭載

フォルクスワーゲン 新型ポロ

2013年6月に導入されたゴルフに搭載されている数々の先進安全装備が、新型ポロにも搭載された。 ミリ波レー ダーで前方車両を検知しながら衝突の危険を警告したり、衝突の軽減や回避を行うプリクラッシュブレーキシステム「フロントアシストプラス」、二次衝突を防ぐ「マルチコリジョンブレーキシステム」や、ドライバー疲労検知システムなどがこのクラスでは初めて全車標準装備となった。

また、前方の車両との車間をレーダーで監視し、自動的に加減速を行って車間を調節する「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」が設定され、ドライバーの長距離走行の負担を軽減する機能も採用。 さらに、ギアをバックに入れると、モニターに車両後方視界が写し出される「リアビューカメラ」もポロとして初めて搭載し、安全性を高めた。

なお、先代モデルと同様、高剛性ボディや6つのエアバッグ、横滑り防止装置ESP、エマージェンシーストップシグナルなども、標準で装備されている。

走りと低燃費を両立する先進のパワートレインで燃費も向上

先代ポロで導入され高い評価を得ているフォルクスワーゲンのダウンサイジングエンジン1.2リッター TSI は、今回新設計されて軽量コンパクトとなり、燃費も向上した。

最高出力は66kW(90PS)、最大トルク160Nmを1,400rpmから発生し、乾式デュアルクラッチを搭載したオートマチック7速DSGとの組み合わせにより、 発進からスムースで力強い加速を見せる。

またDOHC4バルブ化された新開発のエンジンは、アイドリングストップシステム(Start/Stop)やブレーキエネルギー回生システムにより、燃費も22.2km/L(JC08モード)と、先代より約5パーセント向上、エコカー減税の対象となる。(自動車取得税80%、自動車重量税75%軽減)

使い勝手の良いコンパクトボティと充実した装備

フォルクスワーゲン 新型ポロ
フォルクスワーゲン 新型ポロ

ポロのサイズ(全長、全幅、全高、ホイールベース)は先代モデルから変更はなく、全長3,995mm、全幅1,685mm、全高1,460mmの5ナンバーサイズの使い勝手の良いコンパクトボディは、街中でも取り回しが容易。

室内には、大型のペットボトルを収納できるドアポケットやカップホルダーなど収納も充実しており、ラゲージルーム は、6:4可倒式のリアシートバックを倒せば、最大952リットルのスペースを確保。コンパクトなサイズながら高いユーティリティーを実現した。

シンプルで飽きのこないデザイン

フォルクスワーゲン 新型ポロ

新型ポロは、先代モデルのデザインを基本的に踏襲しているが、フロントグリルや前後のバンパー、ヘッドライトやテールランプのデザインが変更され、水平基調のラインを強調したフォルクスワーゲン最新のデザイントレンドに沿って、より高級感のある装いになった。インテリアでは、ゴルフと同タイプのステアリングホイールやメータークラスターを採用し、ドアトリムにもクロームが施されるなど、質感の高い室内空間が実現されている。

新しいインフォテイメントの採用によりセンターコンソールのデザインも変更され、新しくデザインされたシートとともに、新鮮で落ち着きのある雰囲気を醸成している。外装色はサンセットレッドメタリック、トフィーブラウンメタリック、コーンフラワーブルー、オリックスホワイトマザーオブパールエフェクトの新色を加え、計8色から選択できる。

新世代のインフォテイメントシステム

フォルクスワーゲンの新しいモジュール設計により開発されたインフォテイメントシステム“Composition Media”が、新型ポロにも採用された。ラジオやCD、MP3やハンズフリーフォンなど各種メディアに対応 する機能が、6.5インチの大型ディスプレイ上でタッチスクリーン操作できる。 ミラーリンクにも対応しており、スマートフォンのミラーリンク対応アプリがディスプレイ上で操作可能。

また、純正ナビゲーションシ ステム「714SDCW」では、最新の音声認識技術「Intelligent VOICE」に対応するほか、リアルタイムな交通情報を受信して効率的なルート検索を可能にする「DSRC(ITSスポット対応システム)」を採用。最新のスマートフォンアプリケーションに対応して、楽しく快適なドライブをサポートする。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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