圧巻! 約50台の新型スープラが北米最大のカスタムカーショーで一斉展示【SEMAショー2019】

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世界最大の自動車パーツ見本市「SEMA SHOW(セマ・ショー)」が、2019年11月5日~同年11月8日にラスベガス・コンベンションセンターにて開催された。中でも様々なブースで展示され、存在感を放っていたGRスープラについて取り上げる。

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目次[開く][閉じる]
  1. 1.デビュー間もないGRスープラのカスタムカーが早くも50台近く!
  2. 2.注目のチューンドGRスープラは?
  3. トヨタ副社長VS人気テレビ司会者のスープラ対決を制したのは?
  4. 紫の極悪テイスト!? 最もクレージーなGRスープラはこれ!

1.デビュー間もないGRスープラのカスタムカーが早くも50台近く!

今回のSEMAショー会場には、屋外展示ふくめて46台のGRスープラが出展された。これは筆者同行のカメラマンが4日間で50km以上を歩いて探し集めた46台だ。

主催者が発表する出展リストには、トヨタブース以外はわずか10台程度なので、実際に歩いて探すほかはない…東京モーターショー2019の東京ビッグサイト会場には1台も展示されていなかったGRスープラだが、SEMAショーには大量の、しかも最新のエアロを身にまとったチューンドモデルばかり!

米国での最新スープラチューニング事情とは

まずは、GReddy代表の住野氏に米国での最新スープラチューニング事情を聞いてみた。

GReddyは、トラストの海外ブランドで米国でも日本のトップチューナーとして信頼を得ている人気ブランドだ。SEMA SHOWには1994年から出展しており、95年から四半世紀にわたってUS仕様のパーツをアメリカで開発している。

■GReddy代表 住野氏のコメント

「GRスープラは、BMW製エンジンのおかげで発売されて間もない時期からボッシュのECU チューニングオプションなど、500馬力くらいの仕様が出回って来ました。とにかくクルマのポテンシャルが高いためポン付けのパーツで700-800馬力は割と簡単に出せるんですよ。80スープラも確かに良かったですが、可能性の広がり方は段違いですね。

アメリカにおいては、BMWのチューナーがどんどん市場に出てくると同時に、GRスープラのチューニングが急速に進んでくるでしょう。R35 日産GT-Rと比べると、R35はコンピュータアクセスできるまでに1年半かかりましたが、GRスープラはファームウェアがない状態でも2-3か月でアクセスできました。

また、3Dプリンターをはじめ最新のテクノロジーを活用すれば、例えば削り出しのインマニやサージタンクも3週間くらいでできましたね。昔は寸法を測ってこまごまと調整して、もっと時間がかかっていましたが…いまは1回モデルを描いてしまえばプログラムを送ってすぐプレートが作れます。」

2.注目のチューンドGRスープラは?

それでは、今回出展された46台のGRスープラの中から特に注目したいGRスープラを紹介してみよう。

世界初6速MTのGRスープラ登場!

出展ブースはautoguide.comという自動車のウェブメディアである。「世界最大」を名乗っており、月間PVは2億4500万以上。このブースに出展していたのがEuropean Auto Group(EAG)による世界初の6速MTに換装したGRスープラである。

EAGの担当者曰く、「凄く苦労した。MTの設定がそもそも存在しないから合いそうな部品をたくさんBMWから取り寄せて、ひとつひとつ当てはめた。ECUやパドルシフトはそのままなので、まだ今後改良が必要だが、MTに換装しただけで出力もスピードも大幅に上がったのには驚いた。GRスープラのポテンシャルはものすごく高い」とのこと。

なお、GRスープラ6速MT換装は130万円で可能だそうだ。「換装するとトヨタの保証がなくなるから、その代わりにEAGが保証する!」とのことで安心度も高い?

ちなみに、この会社はマニュアル換装チューニングを得意とする会社で、フェラーリ430スクーデリアについても世界初のマニュアル換装を成功させている。また、今後は新型C8コルベットでもマニュアル換装を考えているそうだ。

GReddy Performance Products GPP-A90

前出の住野氏率いるGReddy USAによるチューンドスープラ。

実は、GReddyは今回屋内と屋外と2台のGRスープラを出展しており、このGPP-A90はフォーミュラドリフトを戦うマシンだ。米国トヨタによる「BEST GR Supra in SEMA2019」の1位に選ばれている。ちなみに2位はWHITELINE、3位はROHANAホイールが獲得。

エンジンは純正(B58)のままでボルグワーナー製ターボチャージャーの装着により、340hpから約600hpまでパワーアップ。迫力あるボディキットは、SEMAでもおなじみ世界のKei Miura氏によるPandemを装着する。

ベストスープラに選ばれた理由を代表の住野氏は、「2か月という短期間でここまで深く、高い完成度を持って仕上げたことに評価をいただいたと思う」とコメントした。

トヨタ副社長VS人気テレビ司会者のスープラ対決を制したのは?

米国トヨタは今回、SEMAのトヨタブースにノーマル3台含め合計17台ものGRスープラを出展した。ちなみにスープラ以外は、カムリとアバロンのみ。スープラ祭りが徹底して開催されたのだ。

また、ここでは日本ではありえないユニークな試みを行っていた。それは、米国トヨタ副社長とNASCARをはじめとするアメリカNBC人気司会者との「GRスープラ対決」である。

2人の掛け合いはSEMAトヨタブースの楽しみの一つで、多くの人がプレスカンファレンスに集まっていた。

副社長のエド・ラウケス氏がコンセプトを作ったGRスープラは、「ヘリテージ・エディション」で、こちらはGRスープラをベースに80スープラへのオマージュにあふれた1台。テキサス州にあるMTCとLGモータースポーツの共同開発によって開発された大型リアウィングも80スープラ用をGRスープラに合わせて修正されている。ボディカラーも80スープラのイメージ色である「Re-Entry Red」を採用。プレシジョンターボ&エンジン社製ターボチャージャーを装着しやエンジン出力は500hp以上。

一方、NBC司会者のラッドレッジ・ウッド氏が企画した「ハイパーブースト・エディション」は、その名の通りハイパワーなエンジンが特徴。LL17モータースポーツとの共同製作で作られた“Boost Logic”のカスタムターボキットによって純正の340→750psと2倍以上のパワーを獲得している。

米国トヨタが主催し、Twitter上での「スープラ対決」が行われた。その結果がこちら。

やはり、アメリカにも80スープラを愛する人が多いのだろう。ハイパワーなスープラよりも80スープラへの愛にあふれた「ヘリテージ・エディション」が勝利した。

紫の極悪テイスト!? 最もクレージーなGRスープラはこれ!

ユーチューバーが手がけた極悪スープラ!?

他40台以上のスープラとは見た目からして、明らかに異質なのがこの紫色のスープラだ。

展示場所も最も人目に付きやすい中央通路で、ここには人気ユーチューバー、チャンネル登録218万を誇る 「TheStradman」が所有するショッキング・パープルのワイドボディスープラが出展された。

ボディキットは、Kei Miura氏デザインのロケットバニー製を装着。詳細は不明だが、Fiエキゾーストの排気システムを装着している。エンジンはノーマルと思われる。紫は「TheStradman」のトレードマークカラーだそうで、同色のアヴェンタドールも出展し、さらにアヴェンタドールを積んだトラックも同じ色に統一されていた。ユタ州から2時間かけて彼自身の運転によってラスベガスまでやって来た。

[筆者:加藤 久美子/撮影:加藤 博人]

トヨタ/スープラ
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新車価格:
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218万円1,590万円

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加藤 久美子
筆者加藤 久美子

山口県下関市生まれ 自動車生活ジャーナリスト 大学時代は神奈川トヨタのディーラーで納車引き取りのバイトに明け暮れ、卒業後は日刊自動車新聞社に入社。出版局にて自動車年鑑、輸入車ガイドブック、整備戦略などの編集に携わる。95年よりフリー。2000年に第一子出産後、チャイルドシート指導員資格を取得し、チャイルドシートに関わる正しい情報を発信し続けている。 得意なテーマはオリジナリティのある自動車生活系全般で海外(とくにアメリカと中国)ネタも取材経験豊富。愛車は22年間&26万km超の916アルファスパイダー。記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

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