【2025年】パーツクリーナーおすすめ人気9選! 選ぶポイントと使用上の注意点も詳しく解説

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パーツクリーナーは、クルマやバイクの整備に欠かせないアイテムです。しかし、類似品も含めて多くの商品があり、どういった基準で選ぶべきか迷ってしまいます。

そこで今回は、パーツクリーナーとブレーキクリーナーの違いや選び方をじっくりと解説します。

目次[開く][閉じる]
  1. パーツクリーナーとブレーキクリーナーの成分は異なる
  2. パーツクリーナーの選び方
  3. パーツクリーナーの使い方と注意点
  4. パーツクリーナーおすすめ9選
  5. その1:洗浄力と価格のバランスの取れたスタンダード商品KURE パーツクリーナー 840ml
  6. その2:プラスチックにも使用できるKURE(呉工業) パーツクリーナー プラスチックセーフ 420ml
  7. その3:価格が安く惜しみなく使えるAZ パーツクリーナー ブルー 840ml
  8. その4:しっかり浸透するので頑固な汚れも落とせるKURE(呉工業) 遅乾性パーツクリーナー 420ml
  9. その5:高い浸透分解力が魅力のKURE(呉工業) 高浸透パーツクリーナー 420ml
  10. その6:安価なのに作りはしっかりしているアサヒペン(Asahipen) 超強力パーツクリーナー 840ml
  11. その7:高品質でゴムにも使用できるWAKO'S(ワコーズ) ブレーキ&パーツクリーナー BC-9 650ml
  12. その8:ほかの商品にはない乾燥特性のWAKO'S(ワコーズ) ブレーキ&パーツクリーナー BC-8 650ml
  13. その9:原液だからたっぷり使えるガレージ・ゼロ ブレーキ&パーツクリーナー原液 4L
  14. まとめ

パーツクリーナーとブレーキクリーナーの成分は異なる

パーツクリーナーとよく似た商品はいくつかあり、購入時に迷ってしまう方も少なくありません。

「ブレーキクリーナー」や「チェーンクリーナー」、「ブレーキ&パーツクリーナー」といった具合に似たような名前の商品があり、しばしば混同されがちです。

名称は似ているものの、それぞれ用途や性質が違います。使用部位や用途に合わない商品を選んでしまうと、思わぬトラブルになりかねません。

まずは、パーツクリーナーとその他類似商品の違いを解説します。

パーツクリーナーは金属部の脱脂に使用する

パーツクリーナーの用途は脱脂で、金属部に付着したしつこい油汚れをきれいに落とす目的で使用します。

しかし、ゴムやプラスチックを痛めてしまうおそれがあるため、使用箇所には十分に注意しましょう。

一般的なパーツクリーナーの主成分は「エタノール」ですが、さらに石油系有機溶剤が配合されています。

石油系有機溶剤は油脂汚れをしっかりと脱脂できる反面、ゴムやプラスチックなど金属以外の素材を劣化させるおそれがあります。

ブレーキクリーナーはゴムを劣化させない

ブレーキクリーナーも金属パーツを洗浄する商品ですが、パーツクリーナーと最大の違いは、ゴムに影響がないことです。

ブレーキ周辺には、キャリパーやピストンのブーツなどゴムパーツが使用されています。ブレーキクリーナーがゴムを劣化させてしまっては、ブレーキに問題が出かねません。

成分にエタノールと石油系有機溶剤を使用している点はパーツクリーナーと同様ですが、ゴムに影響しにくい成分を使用しています。

ただし、「ブレーキクリーナー」という商品名にもかかわらず、一部の商品ではゴムに使用できないものもあるので注意しましょう。

また、結果的にパーツクリーナーとほぼ同様の洗浄効果があるため、「ブレーキ&パーツクリーナー」という商品名のものもあります。

チェーンクリーナーは洗浄が目的

脱脂が目的のパーツクリーナーに対して、チェーンクリーナーは洗浄が目的です。

パーツクリーナーは有機溶剤で油汚れを溶かしてしまいますが、チェーンクリーナーは「洗剤」のニュアンスが強く、洗浄成分で汚れを浮かして落とします。

外見や用途が近いため同じような商品と思われがちですが、界面活性剤の入った水溶性のものや泡タイプのものがあり、パーツクリーナーの代用品としては使用できません。

パーツクリーナーの選び方

パーツクリーナーにはさまざまな種類がありますが、選ぶ基準をもっていないとどれを選んでいいのかわかりません。

しかし、いくつかのポイントに絞ると、必要なパーツクリーナーを見つけやすくなります。

汚れ具合や用途に応じて最適なパーツクリーナーを購入できるよう、選び方のポイントをご紹介します。

溶剤の量で選ぶ

パーツクリーナーに含まれる有機溶剤の量は、そのまま洗浄力に直結します。強力な洗浄力を求める際は、溶剤の量がなるべく多い商品を選びましょう。

ただし、有機溶剤の量が多ければそれだけ使用禁止素材への攻撃性が高くなります。使用する箇所の素材に対して問題ないか、十分に確認して購入しましょう。

価格で選ぶ

パーツクリーナーを使用する際は、広範囲に大量に吹き付けることもあるため、商品の価格も重要なポイントです。

高額なパーツクリーナーだと購入費用が負担になってしまいます。安価なパーツクリーナーであれば、惜しみなく使いたいだけ使える点がメリットです。

ただし、安価なパーツクリーナーは、有機溶剤の量が少ない場合も多い点には注意が必要です。溶剤の量が少ないと、それだけ洗浄力が落ちてしまいます。

乾燥速度で選ぶ

パーツクリーナーには、速乾性と遅乾性の2種類があります。速乾性はすぐに乾くので、素材を痛めにくく次の作業に移りやすいといった点がメリットです。

一方、遅乾性のパーツクリーナーは、使用箇所の汚れに時間をかけて浸透するため、頑固な汚れでも落としやすくなります。

パーツクリーナーの使い方と注意点

パーツクリーナーの基本的な使い方と使用上の注意点をご紹介します。

使い方自体は難しいものではありませんが、注意点を守らないと最悪の場合大きな事故につながる恐れもあるので使用前にしっかりと把握しておきましょう。

パーツクリーナーの基本的な使い方

パーツクリーナーは、汚れを落としたい箇所に直接吹き付けて使用します。

吹き付けたあとは、キメの細かい掃除用ブラシなどで汚れをこすり落とします。最後は、使い捨ての布などで拭き取るだけです。

また、吹き付けた勢いで汚れが落ちてしまうこともあるので、こすり洗いやふき取りがほとんど必要ない場合もあります。

パーツクリーナーを使用する際の主な注意点

パーツクリーナーを使用する際は、絶対に火気のない場所で使用してください。

石油系有機溶剤は引火性が高いのと、スプレー噴射にはガスを使用しているためです。使用後は蒸発した成分が空気中を漂うので、できるだけ通気性のいい場所で使用しましょう。

また、使用前にはゴムやプラスチックへの使用可否を十分確認することも重要です。ゴムなどを劣化させてしまっては、取り返しがつきません。

さらに、使用の際には不要な場所にパーツクリーナーがかからないよう、十分注意して吹きかけましょう。

パーツクリーナーおすすめ9選

さまざまな商品が販売されているパーツクリーナーですが、使用箇所や汚れの度合いによって選ぶべき商品は変わってきます。

目的と異なる商品を選んでしまっては、汚れを十分に落とせないばかりか、パーツを損傷してしまうことにもなりかねません。

そこで、おすすめのパーツクリーナーを、価格、洗浄力、用途、乾燥速度別にご紹介します。

■その1:KURE(呉工業) パーツクリーナー 金属パーツ洗浄剤 840ml

■その2:KURE(呉工業) パーツクリーナー プラスチックセーフ 420ml

■その3:AZ パーツクリーナー ブルー 840ml

■その4:KURE(呉工業) 遅乾性パーツクリーナー 420ml

■その5:KURE(呉工業)(呉工業) 高浸透パーツクリーナー 420ml

■その6:アサヒペン(Asahipen) 超強力パーツクリーナー 840ml

■その7:WAKO'S(ワコーズ)ブレーキ&パーツクリーナー BC-9 650ml

■その8:WAKO'S(ワコーズ) ブレーキ&パーツクリーナー BC-8 650ml

■その9:ガレージ・ゼロ ブレーキ&パーツクリーナー原液 4L

商品名画像商品URL

パーツクリーナー 840ml

パーツクリーナー 840ml

パーツクリーナー プラスチックセーフ 420ml

パーツクリーナー プラスチックセーフ 420ml

AZ パーツクリーナー ブルー 840ml

AZ パーツクリーナー ブルー 840ml

遅乾性パーツクリーナー 420ml

遅乾性パーツクリーナー 420ml

高浸透パーツクリーナー 420ml

高浸透パーツクリーナー 420ml

超強力パーツクリーナー 840ml

超強力パーツクリーナー 840ml

ブレーキ&パーツクリーナー BC-9 650ml

ブレーキ&パーツクリーナー BC-9 650ml

ブレーキ&パーツクリーナー BC-8 650ml

ブレーキ&パーツクリーナー BC-8 650ml

ブレーキ&パーツクリーナー原液 4L

ブレーキ&パーツクリーナー原液 4L

その1:洗浄力と価格のバランスの取れたスタンダード商品KURE パーツクリーナー 840ml

KURE(呉工業) パーツクリーナーは、潤滑油などケミカル用品で有名な呉工業のパーツクリーナーです。

販売価格は手頃ながら、信頼性が高く洗浄力も問題ありません。

ただし、ゴムやプラスチックパーツ、塗装面への使用ができない点がデメリットです。

KURE(呉工業) パーツクリーナー 840ml

メーカー名

KURE(呉工業)

商品名

パーツクリーナー

容量

840ml

用途

金属 ※ゴム、プラスチックパーツや塗装面への使用不可

乾燥時間

速乾性

その2:プラスチックにも使用できるKURE(呉工業) パーツクリーナー プラスチックセーフ 420ml

KURE(呉工業) パーツクリーナー プラスチックセーフは、プラスチックにも使用できるパーツクリーナーです。

強力な洗浄力を発揮しながらもプラスチックを傷めないので、金属とプラスチックの混合パーツにも安心して使用できる点が最大の特徴です。

また、速乾性なのでほとんど拭き取りも必要ありません。ただし、420mlという容量を考えるとやや価格が高い点がデメリットです。

KURE(呉工業) パーツクリーナー プラスチックセーフ 420ml

メーカー名

KURE(呉工業)

商品名

パーツクリーナー プラスチックセーフ

容量

420ml

用途

金属・プラスチックパーツ

乾燥特性

速乾性

その3:価格が安く惜しみなく使えるAZ パーツクリーナー ブルー 840ml

AZ パーツクリーナー ブルーは安価に購入できて、手軽に使えるパーツクリーナーです。

逆さにしても噴射できるので、スペースに限りのある場所のメンテナンスでも役立ちます。

ただし、頑固な汚れに対しての洗浄力については、やや不足していると感じることもあるかもしれません。

AZ パーツクリーナー ブルー 840ml

メーカー名

AZ

商品名

パーツクリーナー ブルー

容量

840ml

用途

金属

乾燥特性

速乾性

その4:しっかり浸透するので頑固な汚れも落とせるKURE(呉工業) 遅乾性パーツクリーナー 420ml

KURE(呉工業) 遅乾性パーツクリーナーは遅乾性なので、頑固な汚れにもしっかりと浸透するパーツクリーナーです。

汚れた部分に吹き付けてもすぐに乾かないので、ブラシなどでしっかりとこすり洗いをすることも可能です。

ただし、容量に対する販売価格がやや高いので、落ちにくい汚れのある箇所だけに絞って使用しましょう。

KURE(呉工業) 遅乾性パーツクリーナー 420ml

メーカー名

KURE(呉工業)

商品名

遅乾性パーツクリーナー

容量

420ml

用途

金属

乾燥特性

遅乾性

その5:高い浸透分解力が魅力のKURE(呉工業) 高浸透パーツクリーナー 420ml

KURE(呉工業) 高浸透パーツクリーナーは、遅乾性で汚れに対して高い浸透分解力のあるパーツクリーナーです。

浸透力が高い一方で、配合されている成分は有機則規制外なので、安全性が高い点もおすすめポイントです。

ただし、洗浄力がすぐれている分、販売価格はやや高いので広い箇所に使用する作業には向きません。

高浸透パーツクリーナー 420ml

メーカー名

KURE(呉工業)

商品名

高浸透パーツクリーナー

容量

420ml

用途

金属

乾燥特性

遅乾性

その6:安価なのに作りはしっかりしているアサヒペン(Asahipen) 超強力パーツクリーナー 840ml

アサヒペン(Asahipen) 超強力パーツクリーナーは、ホームセンターなどで売られているノーブランド品並の価格ながら基本的な洗浄力を備えているので、使用量を気にせず思い切って使えます。

スプレー缶を数多く製造しているアサヒペンだけあって、ノズルの差し込み部など商品自体もしっかりと作られています。

ただし、金属部分以外への使用はできないので、周辺のゴムパーツなどに付着しないように気をつけましょう。

超強力パーツクリーナー 840ml

メーカー名

アサヒペン(Asahipen)

商品名

超強力パーツクリーナー

容量

840ml

用途

金属 ※金属以外使用不可

乾燥特性

速乾性

その7:高品質でゴムにも使用できるWAKO'S(ワコーズ) ブレーキ&パーツクリーナー BC-9 650ml

WAKO'S(ワコーズ) ブレーキ&パーツクリーナー BC-9はゴムやプラスチックへの影響が少なく、さまざまな場所に使用できる高品質なパーツクリーナーです。

汚れた部分に吹き付けてもすぐに乾かないので、ブラシなどでしっかりとこすり洗いをすることも可能です。

ただし、容量に対する販売価格がやや高いので、落ちにくい汚れのある箇所だけに絞って使用しましょう。

ブレーキ&パーツクリーナー BC-9 650ml

メーカー名

WAKO'S(ワコーズ)

商品名

ブレーキ&パーツクリーナー BC-9

容量

650ml

用途

金属 電子部品 ※ゴムやプラスチックへの影響は少ない

乾燥特性

速乾性

その8:ほかの商品にはない乾燥特性のWAKO'S(ワコーズ) ブレーキ&パーツクリーナー BC-8 650ml

WAKO'S(ワコーズ) ブレーキ&パーツクリーナー BC-8は、中乾性という珍しい乾燥特性をもっている点がほかの商品にはあまりない最大の特徴です。

速乾性の扱いやすさと遅乾性の浸透力の両方の性能を兼ね備えた使い勝手のいいパーツクリーナーです。

ただし、プラスチックやゴム類には使用不可のうえ、浸透力が高いので十分注意しましょう。

ブレーキ&パーツクリーナー BC-8 650ml

メーカー名

WAKO'S(ワコーズ)

商品名

ブレーキ&パーツクリーナー BC-8

容量

650ml

用途

金属 プラスチックやゴム類使用不可

乾燥特性

中乾性

その9:原液だからたっぷり使えるガレージ・ゼロ ブレーキ&パーツクリーナー原液 4L

ガレージ・ゼロ ブレーキ&パーツクリーナー原液は、エアゾール缶ではなく原液タイプのパーツクリーナーなので、つけ置きといった使い方もできます。

ゴム・樹脂・プラスチックにも使用できるので、安心して幅広い用途で使えます。ただし、細かい場所に吹き付けて使えないので、利用目的を考えて購入しましょう。

ブレーキ&パーツクリーナー原液 4L

メーカー名

ガレージ・ゼロ

商品名

ブレーキ&パーツクリーナー原液

容量

650ml

用途

金属 プラスチックやゴム類にも使用可

乾燥特性

速乾性

まとめ

パーツクリーナーはどれも同じに見えますが、用途によって適切な商品を選ぶことが大切です。

洗浄力やゴムへの影響、乾燥時間などを購入前にしっかりと確認しましょう。誤った用途で使用すると、ゴムパーツを傷めてしまうなど思わぬトラブルにつながることもあります。

洗浄する箇所によって、正しくパーツクリーナーを使い分けてください。

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監修者MOTA編集部

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