ランクルなんて敵じゃない!?707馬力のモンスターSUV、Jeep グランドチェロキー トラックホーク発表!【NYショー2017】
- 筆者: オートックワン 編集部
◆そこまでするか!?最大出力707馬力のJeep Grand Cherokee Trackhawk
世界的な流行を見せるSUV市場で、ひときわ異彩を放つのがアメリカのSUVブランド”Jeep”だ。1941年に創業し、昨年75周年を迎えたJeepが、クロカン・SUVを極めた老舗ならではのとんでもないモデルを投入してきた。
その名もJeep Grand Cherokee Trackhawk(ジープ グランドチェロキー トラックホーク)。悪路走破性だけでなく、オンロード、さらにはレーシングトラック(サーキット)での走行性能を追求した、Jeep史上最もパワフルで速いモデルだ。
グランドチェロキーには、SRT 8というサーキット向けのハイパフォーマンスモデルが存在する(日本にも導入済み)が、今回NY国際オートショーで発表されたトラックホークは、サーキット向けの性能をはるかに凌駕する。
ランクルとほぼ同じ大きさのフルサイズSUVに搭載されるのは、スーパチャージャー付き6.2リッターV8エンジン。最大出力707hp/6,000rpm、最大トルク875N・m/4,800rpmを発生させ、約2.5トンの巨体を約3.5秒で100m先まで運んでしまう。トランスミッションは8速ATが搭載され、最高速度は約290km/h。フロントにはJeep史上最大級のBrembo製6ピストンブレーキキャリパーが採用されている。
4WDシステムは高出力・高トルクに対応する『クォドラトラフィックオンデマンド4×4システム』を搭載する。また、車両統括制御システム『セレクトラックシステム』を装備し、路面状況や走行モードに応じた最適な走りを選択できる。
>>Jeep Grand Cherokee Trackhawk フォトギャラリー
▼グランドチェロキー トラックホーク走行イメージ
◆新型グランドチェロキー トラックホークの外装、内装デザイン
ジープ グランドチェロキー トラックホークには、内外装ともに専用デザインが与えられ、それまでのラグジュアリーなイメージから一転、アグレッシブで機能的な見た目になっている。
Jeepブランドのアイコンであるセブンスリットグリルは変わらないが、バンパーのフォグランプやスキッドプレートがなくなり、空力性能を意識した大開口のロアグリルとリップスポイラーに変更。
また、追加されたオーバーフェンダーが、20インチチタンホイールと、そこから覗くBrembo製6ピストンブレーキキャリパーをこれでもかとばかりに強調している。
ボディカラーはビレットシルバー、グラナイトクリスタル、ダイヤモンドブラック、アイボリートライコート、ブライトホワイト、ベルベッドレッド、ライノー、レッドライン2の全9色から選択可能。 内装も非常に凝ったデザインとなっており、インパネ周辺には、ライトブラッククロームとカーボンファイバーで仕上げたスピーカーが据えられ、7インチのタッチパネルが中心に据えられている。
レーシングマシンにインスパイアされたメーター類は、中央にタコメーター、左側には320km/hまで表示されるスピードメーターが配置される。
シート素材はナッパレザーとスエードが標準装備で、色はブラック、トラックホーク・エクスクルーシブ・ブラック、ダークルビーレッドの3色から選択可能。
なお、Jeep Grand Cherokee Trackhawkはデトロイトで生産され、2017年10月~12月の間に各ショールームへデリバリーされるが、今のところ日本での発売は明記されていない。
▼NY国際オートショー発表会の様子
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