ジャガー XK コンバーチブル 試乗レポート/川端由美(1/2)
- 筆者: 川端 由美
- カメラマン:茂呂幸正
XKコンバーチブルのエンジンを始動させると、生まれ変わった5リッターV8ユニットが低いうなり声と共に目を覚まし、同時にセンターコンソールにあるシルバーのダイヤルがせりあがる。
XF同様「ジャガードライブセレクター」なる未来感のある操作系が、2009年のビッグマイナーから導入されたのだ。
4,790×1,895×1,330mmのスリーサイズは立派にGTと呼べるクラスだが、速度に応じてステアリングのレシオを変える車速感応式パワーアシストが付いたこともあって、日本の道でも存外、キビキビと扱うことができる。むしろ、ステアリングホイールの背後にあるパドルシフトを駆使して、積極的に操ってみたくなる。
高速への合流でアクセルを踏みこむと、余裕あるトルクでアスファルトを蹴っていく。
スポーティではあるものの、むやみに固められた足回りではなく、路面からの衝撃をボディ全体でしっかり受け止めてくれるしなやかさがある。前・245/40R19、後・275/35R19とファットなタイヤを履いても、しっとりとした乗り心地を保つのはジャガーの真骨頂だ。
シャシーについては大きな変更はないものの、ボディの剛性感が以前にまして高まっており、ステアリングフィールもより素直になった印象だ。声高に主張はしないものの、生産開始から年月を重ねて、改良を重ねた成果が現れているようだ。
ステアリング操作やアクセル操作への応答性も高まっており、ビッグマイナーチェンジ以降、明らかにクルマとしての完成度が高まっている。
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