ジャガー XKR 海外試乗レポート(1/4)
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- 筆者: 河村 康彦
- カメラマン:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
新開発エンジン搭載のXKR
日本では、とかく高級サルーンのメーカーとしてその名を知られるジャガー。
が、そのヒストリーを遡ってみれば、このブランドが実はスポーツカー作りとも密接にリンクをしたものである事がすぐに明確になる。
同社のフラッグシップ・スポーツモデルとして君臨するのが、由緒ある車名を冠したXKシリーズ。クーペ/コンバーチブルが揃う同モデルのシルエットがどことなくアストンマーチンをも彷彿とさせるのは実は当然。2006年にリリースの現行型のデザインを担当したのは、ジャガーへの移籍前にアストンマーチン各車を手掛けた経験を持つイアン・カラム氏その人であるからだ。
そんなXKシリーズが、バイ・ワイヤ式のATセレクター“ドライブセレクト”の新採用など一部内外装のリファインをも含んだマイナーチェンジを実行。そうしたメニューの中でも最大のニュースが、シリーズ中のホッテスト・モデルである『XKR』に実施をされたオール新開発エンジンへの換装だ。
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