ヒュンダイ JM 新型車徹底解説

  • 筆者:
ヒュンダイ JM 新型車徹底解説
画像ギャラリーはこちら

日本のマーケットに新しい価値観を提案

ヒュンダイから新型SUV「JM(ジェイエム)」が9月1日発売になった。JMは2004年2月のシカゴショーで発表となったヒュンダイの世界戦略車種である。

ヒュンダイは今や生産台数、販売数ともに世界第7位(2003年)の自動車メーカーである。これは、日産やホンダよりも上ということになる。韓国は勿論、米国や欧州ではとてもポピュラーなブランドとなっているのであるヒュンダイ。日本マーケットでもポピュラーになるために商品ラインナップの強化を図っており、今回JMを欧州に続いて日本でも発表したのである。(米国での発表は11月の予定)

JMの最大の武器は『価格』であろう。2.0GLが税別本体価格 161万円から設定されている。しかも決して安いだけではない。この価格で、装備、クオリティ、走行性能、安全性能と実用充分な内容である。例えば エアバック、サイドドアビーム、制動力配分式ABSといった安全装備は標準だし、電動格納式ドアミラー、キーレスエントリー、サングラスホルダーなどの便利装備もチャンと備わっている。また、クルマとしての基本的な部分、例えばダッシュボードやシート等の内装の作りもしっかりとしているし、走りも通常の市街地走行には十分のエンジンパワーがある。

2.7GLSはもっとお買い得感がある。エンジンは可変吸気システム付のV6 24バルブDOHCで低中速からのトルクもあるので、4名乗車で長距離ドライブも苦にならない。4WDシステムは路面状況や運転状況に応じて前後輪の駆動力配分をリニアに行う電子制御トルクオンデマンド4WDシステムが装備されている。

この4WDシステムをフラットな未舗装路で試してみたが非常にスムーズなドライブが可能だった。ちょっとハイスピードでカーブをしたときにも前後輪へのトルク配分を上手コントロールして安定して走行させるセッティングになっていた。

装備面も、オプションではあるが、本革シート、サンルーフ、ワイドフェンダーをつければ、ちょっとしたプレミアムSUVの出来上がり。それでいて車両本体価格は243万円である。

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

ヒョンデ JMの最新自動車ニュース/記事

ヒョンデのカタログ情報 ヒョンデ JMのカタログ情報 ヒョンデの中古車検索 ヒョンデ JMの中古車検索 ヒョンデの記事一覧 ヒョンデ JMの記事一覧 ヒョンデのニュース一覧 ヒョンデ JMのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる