高橋邦明/今井優杏の「あなたの愛車教えてください!」(1/2)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:今井優杏
今回の愛車紹介は、長年D1ドライバーとして活躍されている高橋邦明選手!
今回はドリフト界から初の参戦!D1ドライバーの高橋邦明選手です!
D1とは全日本プロドリフト選手権のこと。レースとはまた違った大迫力のパフォーマンスで、日本のみならず海外でも大きな注目を集めている競技なんです。 美しく派手なボディカラーもドリフトの特徴。
そのD1グランプリに初年度から参戦し、4ドアセダンをドリフト界に持ち込んだ立役者が高橋選手。長年チェイサーで参戦を続ける高橋選手の愛車は意外にも?ホンダ・オデッセイでした。
―なぜオデッセイを選んだんですか?
う~ん、ぶっちゃけ安いクルマしか買えなかったんだよね(笑)。だってうち、今9台あるの。トラック1台、台車が2台、D1のサービスカーが1台、それに90(7代目X90型)のマーク2。これはオリジナルのエアロを作成しようと思ってるから、そのために。
あとは180(日産180SX)、D1参戦車両のチェイサーが2台。そしてコレ、オデッセイです。実はオートマ車はオデッセイだけっていうマニアックさ(笑)。
―多すぎます!でもD1の選手ってやっぱマニュアルが好きなんでしょ、っていうイメージはあります。
でもね、年老いてくるとね~。それに体型が伴ってくるとね、どうしてもATに惹かれちゃうよね(笑)。ラクだし、運転しやすいから。でもATばっかりだと飽きてきて、MTに乗りたくなる。競技でMTを扱ってるからこそ、普段のATのありがたみを感じるってモンですよ。
―ではAT以外の(笑)オデッセイの魅力を教えて下さい。
やっぱり5枚ドアって魅力的だよね。
みんなで川でバーベキューとかキャンプしたりするのが好きだから、荷物も人間もたくさん載せられるのも絶対条件だし。オデッセイは3列目のシートを使うもヨシ、倒して荷物積むのもヨシだから、使い勝手にバリエーションがあるよね。
―じゃあ、ミニバンでもいいんじゃないんですか?
背の高いクルマは、見た目カッコイイと思えないから。ミニバンはいくら車高を下げてもカッコ悪いし好みじゃない。とは言いつつも、このオデッセイは敢えて車高を下げないで、乗り心地重視にしています。
本当はクルマのスタイリングとして、車高は下げた方がカッコイイんだけど、これに乗せる織戸アニキ(レーシングドライバー・織戸学選手)が乗るたびに「乗り心地が悪いのは嫌だ!」って言うから、しょうがなく(笑)。
―美しい友情物語・・・でもないですね(笑)。そもそも高橋選手はどうしてD1ドライバーになったんですか?クルマが好きだったから?
それがさ、昔はバイクの方が好きだったんだよね。クルマなんて考えもしなかった。
―あら、意外ですね!
だけど、20歳くらいの頃、ゼロヨン(約400メートルの距離で停止状態からゴールまでの速さを競う競技)に興味を持って、何度か観に行ってました。でも、ゼロヨンはクルマに巨大なエンジンを載せて巨大なタービンを付ける、めちゃくちゃお金のかかる競技。自分で走ることは現実的じゃなかった。
そんなときに、同じような場所でドリフトをやってる連中を観たの。これはお金じゃなく、コントロールだけで楽しめる競技だ!ってピンと来て、とにかく練習したんだよね。
―どこでですか?
自分の働いていたガソリンスタンドの敷地内で、水撒いて、定常円旋回から始めた。
その時から色んなクルマに乗ってドリフトしたし、とあるクルマでは破産しかけたくらいお金をかけたけど、競技で一番壊れなかったのが90型のマーク2だった。
初期投資がほとんど要らない。エンジンも壊れないし、デフも要らない。アシと車高調だけですぐドリフトできた。それ以来ずっとトヨタのクルマでドリフトしてます。
―でもプライベートはオデッセイ?
まあそんなもんですよ。(笑)競技以外では180SXにも乗ってるし、色んなクルマに興味があっていいの!
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