ホンダ オデッセイ 新型車徹底解説
- 筆者:
速く、美しく、広く
'94年の初代誕生は乗用ミニバンという新しいカテゴリーを定着させ、先導してきたヒット作。背の低いコンパクトなミニバンは、アコードの生産ラインを流用して生まれた偶然の産物。それ以降、「オデッセイに続け」とばかりに様々なスタイルのミニバンが市場に登場した。そして今、9年という進化と熟成を重ね、満を持してフルモデルチャンジされた3代目となる新型オデッセイは、そんなライバルに圧倒的な存在感を見せつけるミニバンへと生まれ変わった。
新型オデッセィの特徴は、その低い全高。従来モデルより-80mmの1,550mmという低全高を実現。これは一般的な立体駐車場に駐車することが可能なサイズだ。さらに低床プラットフォームの採用やパワートレインのコンパクト化などにより、従来モデル以上に室内高・室内長を拡大することに成功。乗降性はもちろん、視認性や操作性など機能性を追及したコックピットと、木目調やチタン調パネルを施し、後方まで一貫した上質かつ先進的なインテリアデザインは、広々とした優雅でゆとりのある空間を実現する。またLタイプには、足元やカップホルダーにスモールランプと連動して点灯するブルー基調のLED照明が設けられ、夜間の室内を上品に照らすなど演出も抜かりない。
低全高はエクステリアデザインにも大きく貢献。知的で洗練さえた都会的なイメージのデザインに加え、ロー&ワイドで伸びやかなフォルムと、鋭い表情、力強い面構造は、野性的でスピード感あふれる「走り」を予感させる。
ミニバンの命ともいえる3列シートには、電動床下格納シートを用意。スイッチ操作のみで格納/復帰ができる簡単操作を実現。多彩なシートアレンジやパワーテールゲートを採用するなど、実用面でもライバルに差をつける。
アブソルートもラインナップ。専用エアロや17インチアルミホイールをはじめ、ブラック基調のインテリア、レカロ社製バケットシートを装備するなど、オデッセイの素質はそのままにデザインや走りにいっそうのこだわりを注いだスポーティなグレードだ。 車速/車間制御機能IHCC(インテリジェント・ハイウェイ・クルーズコントロール)や追突軽減ブレーキ(CMS)+E-プリテンショナーなどの先進機能も充実。
エンジンは、2.4Lのi-VTECエンジンを搭載。 出力は、160psとアブソルート用の200psの2種類が用意される。トランスミッションも進化し、FFには新開発のCVT+7スピードモード、4WDとアブソルートには、5速AT+Sマチックが搭載される。低重心を生かした高次元なシャシーと安定感のボディーは、確かなハンドリングと、しなやかな乗り心地を両立し、優れた運動性能を発揮。オデッセイの本質である「走り」はより進化し、新たなミニバンのベンチマークとして、市場をリードしていくのことは間違いない。
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