ホンダ 新型ライフ/ライフDIVA 試乗レポート(2/3)
- 筆者: 岡本 幸一郎
レッドゾーンの7500rpmまでスムーズに吹け上がるエンジン
ひさびさに触れたライフだが、あらためて視界が良いことを痛感した。
フロントピラーができるだけ視界を遮らないよう細く工夫されていることをはじめ、サイドウインドウやリアウインドウの下端が低めに設定され、ガラス面積が広く確保されていることで、全方位にわたり良好な視界が確保されている。とても良心的な設計だと思う。
室内の広さについても、ライフは標準系とハイトワゴン系の中間的なパッケージングとすることで、扱いやすさと居住性を上手くバランスさせている印象。
このサイズながら頭まわりの空間に余裕があり、競合車と比べてもフロアがもっともフラットで、前席も後席の足元スペースが広く確保されている。
装備面では、「スマートパーキングアシストシステム」の車速設定などが見直されている。
従来よりももう少し速いスピードにも対応するようになったことで、駐車に要する時間が短縮されるとともに、動きがよりスムーズになるなどしたことで、使いやすさが向上した。
すでに何度も体験済みだが、ハンドルが自動的に回るというのは、やはりとても不思議な感じがするところだが、あらためて改良後のモデルで試すと、従来では車速が速すぎて途中で強制的にキャンセルされたであろう状況でも大丈夫になった模様。
ブレーキで車速を抑えてやる必要がなくなった印象だ。
また、こうしてバックモニター付きオーディオがすでに用意されていること自体、このクラスとしては画期的といえるだろう。
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