ホンダ エリシオン 新型車徹底解説(4/6)
- 筆者：
完全にフラットな室内に８人が乗れるシートを装着
エリシオンのシートは前から２名-３名-３名の８名定員となる３ライン仕様。この３列のシートが見事なまでにフラットに作り上げられたフロアに装着されている。その姿はまるでアメリカンミニバンのようで、ついにここまで来たかという雰囲気。
室内長(インパネからサードシートのシートバックまで)は３mに迫ろうかという2935mmを実現。ボディ全高は低めに設定されているが、各席でしっかりと余裕のあるヘッドクリアランスを獲得している。
セカンドシート、サードシートとも６対４分割のチップアップ＆スライド式機構を採用。多くの１ボックスタイプ・ミニバンが採用するようにサードシートの左右はね上げ機構ではないので、乗車パターンはさまざまな組み合わせが考えられる。
装備面の充実度は十分で、ナビゲーション装着時にはバックアイカメラも装備。上級モデルのエアコンは、前後をフルオートとしたうえで、フロントは左右の設定をそれぞれ独自に行うことができるトリプルゾーンタイプを採用。キーレスでエンジン始動までが可能なスマートカードキーやパワースライドドアも多くのグレードが採用。パワーバックドアも装着できる。
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