三菱 新型ミラージュ vs 日産 マーチ どっちが買い!?徹底比較(1/3)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:島村栄二
三菱 新型ミラージュ vs 日産 マーチ どっちが買い!?徹底比較
コンパクトカーにも背の高い車種などいろいろなタイプがあるが、その本質は「運転のしやすさ」と「経済性」だ。
文字どおりコンパクトで視界に優れているボディは、初心者ドライバーでも運転がしやすい。また、全高が1,500mm以下の5ナンバー車であれば大半の立体駐車場を利用できるから、ショッピングにも便利だ。
経済性としては、燃費性能・税金・車体価格の安さが重要。その上で優れた安全性を備えていることも大切だ。
こういった条件も考慮して、今回はエクステリアがスタイリッシュになった三菱の新型「ミラージュ」と日産を代表するコンパクトカー「マーチ」の2車種を比べてみよう。
どちらのモデルも運転がしやすく、燃費に優れており価格も安く抑えられていることが特徴だ。
エクステリア比較/三菱 新型ミラージュ vs 日産 マーチ
ミラージュのボディサイズは、全長が3,795mm、全幅が1,665mm、全高が1,505mmとコンパクトカーの中でも小さな部類に入る。
2015年12月のマイナーチェンジによりフロントフェイスにメッキパーツがあしらわれるなど、よりスタイリッシュな外観となった。
マーチのボディサイズは、全長はミラージュよりも30mm長く3,825mm、全幅は1,665mmと等しく、全高は10mm高い1,515mmとほぼ同じ大きさ。ホイールベース(前輪と後輪の間隔)も両車とも2,450mmと等しく、格好のライバル同士だ。
ミラージュは骨太感のある外観が特徴で、マーチはフェンダーなどに丸みを持たせて柔和な印象に仕上げられている。
インテリア比較/三菱 新型ミラージュ vs 日産 マーチ
インパネなどの内装は、どちらも操作性と視認性を重視。
メーターは大径で見やすく、エアコンのスイッチは比較的高い位置に装着されて操作がしやすい。エアコンの吹き出し口がカーナビ画面の上側にあることも共通だ。
質感は売れ筋グレードで見るとミラージュが少し上質だが、マーチも最上級のGにオートエアコンをオプション装着すると、インパネの中央に光沢のあるブラックのパネルが備わる。どちらも見栄えにも配慮されている。
ATレバーは両車とも床から伸びているフロア式で、操作感覚が馴染みやすい。ミラージュはジグザグのゲート式シフトのためレバーに触れただけでシフト位置が分かりやすい。
シート比較/三菱 新型ミラージュ vs 日産 マーチ
まず、前席の居住性については両車とも頭上の空間に十分な余裕があって、コンパクトカーでありながらも窮屈に感じない。快適性はほぼ互角といえるだろう。
後席はコンパクトカーとあってさすがに広くはない。身長170cmの大人4名が乗車した場合、後席に座る同乗者の膝先空間は両車とも握りコブシ1つ分のみ。だが、それでも後席に座った乗員の足が前席の下に収まりやすく、大人4名の乗車を妨げることはない。
また、後席はミラージュが僅かだが快適だ。マーチよりも床と座面の間隔に余裕を持たせており、腰が落ち込んだ座り方になりにくい。さらに、座面の柔軟性もミラージュが勝っており前側を少し持ち上げていて大腿部が離れにくい。
全長が3,800mm前後のコンパクトカーは基本的に2名乗車向けに開発されるが、長距離の移動でなければファミリーカーとして使える実用性は十分に備えている。
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