輸入車プレミアムクーペ 徹底比較(4/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:原田淳
ゆとりを感じさせる大人のクーペ
優雅で快適なクーペ407は、407のセダンに比べ、ひとこえ100万円アップという高額な価格設定となっている。しかし、大柄で流麗なボディスタイリングを見るにつけ、実際の価格よりもさらに高価なクルマに見えないこともない。
セダンと異なり、日本で販売されるのは、本国でも最上級となる3L V6搭載車のみとなるが、それでいいと思う。
乗り味についても、プジョーのフラッグシップクーペとして十分に期待に応えるテイストを備えている。
大柄なボディによる居住性の高さも大きなアドバンテージだ。 これらを考え合わせると、今回の3台の中では、もっともプライスバリューに優れるといえるだろう。
また、407についてはセダンもクーペっぽいスタイルとなっており、そちらも十分にスペシャリティな雰囲気を持っている。そこであえてクーペをチョイスする選択眼は、本当の「ゆとり」を感じさせる。
ルックス、乗り味、居住性のいずれも魅力的な、まさに「大人のクーペ」である。
世界に通用する普遍性を身に付けた
数年前に異様なまでの盛り上がりを見せたアルファ人気も一段落し、現在は本当に好きな人が所望して乗るようになってきたようだ。
すごく魅力的な部分がたくさんあるのはもちろん、反面いたらなさを感じる部分も多かったのがかつてのアルファロメオ車だが、近年は世界に通用する普遍性を身につけてきた。ようするに、安心して乗れるクルマになってきたのだ。
アルファブレラの特徴は、とにかくデザイン。エクステリアだけでなく、インテリアもそうである。アルファブレラに乗っているときも降りたときも、アルファに乗る喜びを視覚的に味わわせてくれる。
ドライブフィールについては、前述のようにアルファの美徳として認識されていた要素が薄れたのは事実だろう。大きく重くなり、スタビリティ重視となったハンドリングなどは、アメリカ市場に復帰することが少なからず影響していると思われるが、逆に、今後の「アルファらしさ」の潮流は、こちらの方向に進むと思えば歓迎できなくもない。あれほど叩かれた水冷ポルシェも、結果的にはより多くの愛好家を生んだわけで、新世代アルファの進む道を、あまり先入観に捉われず見守るべきだと思う。
これを買っておけば間違いないが・・・
プレミアムブランドのスペシャリティ・パーソナルクーペの定番的モデルの1台であるCLKは、やや特殊なモデルではあるものの、都市部を中心に意外なほど売れているモデルのひとつである。
「メルセデスベンツ」という圧倒的に強いブランドイメージが後押しする中で、実際にその走りを味わい、質実剛健なつくりと見ると、スペシャリティクーペの購入をおぼろげに検討している人にとって、やはり「これを買っておけば間違いない」と思わされる部分は多いはずだ。逆にそれを「つまらない」と感じる人が多いのも、このカテゴリーの特異性ではあるが・・・。
また、クルマの良さは十分理解できるのだが、問題は価格設定だ。今回の3台の中でも圧倒的に高価であるわりには、実際パッと見で800万円クラスのクルマに見えるかというと、少々疑問ではある。
CLK350が高価すぎると思うのであれば、1.8Lスーパーチャージャーエンジンを搭載するCLK200コンプレッサー(価格577万5000円)という選択肢もある。
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