【試乗】シボレー 新型 コルベット(C7) クーペ Z51[7速MT] 国内初試乗レポート/今井優杏(1/4)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:和田清志
事実、試乗会場にずらっと並んだ実車から醸し出されるオーラと言ったら圧巻だった。こんな団体が高速道路なんかで追走してきたら本気ですぐにどく。それくらいの強い“押し出し感”は他のどの国にも迎合しない強烈な個性を放ってはいるが、きちんと正当進化というか、時代の空気を読んだ演出が特に印象的だ。
さすがアメリカンスポーツカー!と唸らせられるブリブリに盛られたボンネットやボンネット中央の穴“ボンネットベント”、前後フェンダー形状に代表される筋肉モリモリなマッチョさも持たせながら、HIDヘッドランプに代表されるライト類はフロント・リア共にきっちりと近年風にクールに味付けされている。
エイエイエイ、控えおろう! このエイの印籠が目に入らぬか!
そのデザインを語るにおいてハズせないのは、ボディにキラリと輝くアカエイ=スティングレイのバッジのこと。残念ながら日本では利権という大人の事情により(涙)その名はモデル名には組み込まれることは無いのだが、デザインの話のついでにエピソードだけは紹介したい。
本国ではその後のコルベットの性格を明確にした2代目モデル(1963年〜1967年)に与えられた『スティングレイ』というサブネームを、今回のC7コルベットは手にしているのだが、それは2代目と同じく『空気や水をできるだけ速く、効率的に切り裂くという機能から生まれた美しさ』を、C7もまたデザイン・コンセプトに掲げたからだ、と同社エクステリアデザイン・ディレクターのトム・ピーターズは語っている。
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