ケーターハム スーパー7 ロードスポーツ200 試乗レポート/日下部保雄 編(1/2)
- 筆者: 日下部 保雄
- カメラマン:小宮岩男
現代まで受け継がれる伝説
ケーターハム7はロータス・スーパー7の正当なる後継者だ。
と言っても、この稀代の名車は各国で作られることになり、派生車種も多いのだが、ケーターハムはロータスが7の生産を中止した後に生産ジグその他を全て引き取って生産を再開したのだから、こう呼んでも良いのではないかと思う。
起源はロータスの創始者、コーリン・チャップマンが自分で組み立てられるキットカーとして1957年に発売したのが始まり。もともと1953年にロータス創生のときに発売したマーク6の発展型としてロータス・カーズの礎を築いたスポーツカーで、格安の価格で売られて一世を風靡したモデルだ。
ケーターハム7は約50年前のロータス7の基本デザインを守りつつ、現代まで受け継がれている。
ロータス時代もそうだったように、ケーターハムにはいくつかのバリエーションがある。
ロードスポーツ200はもっともベーシックなモデルで、その意味でもオリジナルに近いと思われる。
スポーツカーにもいろいろな種類のモデルがあるが、ケーターハムは決して流麗で隣に女性を乗せたくなるようなスポーツカーではない。むしろ隣に乗せようものなら速攻振られる類のモデルだ。
まさにバンカラそのもので、運転に生きがいを感じられるようなスポーツカーである。
ちなみに、ウチにやってきたのは運悪く土砂降りの日だった。
オートックワンの柴田編集長自ら届けてくれたのだが、エアコンはおろか(もちろんない)、デフロスタもまともに効かない状態だったので、さぞ視界確保に大変だったろうと思う。
しかし、大柄な柴田さんは何故か嬉しそうにケーターハムから降りてキーを渡してくれた。
ヤッパリ嬉しいんだ、こういうクルマ。
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