BMW X4 国内初試乗レポート/九島辰也(2/3)
- 筆者: 九島 辰也
- カメラマン:原田淳
2つのハイパワー版ガソリンターボを搭載
試乗したX4は「xDrive28i」である。このクルマは「28i」/「35i」といったバッジからなる。いまさらだが、前者が2リッター直4ターボで、後者が3リッター直6ターボとなる。パワーはそれぞれ245ps/306psを発揮する。駆動方式は共に「xDrive」4輪駆動だ。クルマの性格上ベーシックな「20i」はラインナップされない。本国にはそれ以外にも2リッターと3リッターの2つのディーゼルユニットが存在するが、日本仕様はいまのところなしということだ。スポーティなクルマの性格上、高出力版パワートレーンで乗ってほしいというのが心情だろう。
トランスミッションは8速AT。スポーツモードを使えばアクティブに走れるし、おなじみのECO PROモードでは積極的に上のギアを使って燃費を稼いでくれる。
セダンからの乗換えでも違和感の少ない、扱いやすいサイズ
では実際にドライバーズシートに座った印象だが、サイズ感はかなり良く、しっくりくる。X3に比べ全高は36mm、ドライバーのアイポイントは20mm低くなるというが、感覚的にはそれ以上。セダンからの乗り換えにも違和感のないくらいだ。
また、車幅の感覚もちょうどいい。X6のような「デカさ」はいっさいなく、扱いやすさを感じた。数字的には1900mmに届きそうではあるが、それほどボリュームは得られない。
そして走り出すと今度は全長の短さに驚かされた。一見して4800mmオーバーありそうな風格あるボディも、じつは4700mmを切っている。リアのオーバーハングが短いのが特徴だ。そのため駐車場の出し入れが意外なほど便利。またドライバーがセンターよりに座っているため、振り返ったときにリアエンドが近い気がした。
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