BMW 2シリーズアクティブツアラー 海外試乗レポート／石川真禧照(3/4)
- 筆者： 石川 真禧照
- カメラマン：ビーエムダブリュー
小型ながら十分な室内空間を確保
居住空間はフロント、リアともにコンパクトMPVのなかでは合格点を付けられる。
運転中に気になったのは、Aピラーとその後ろのドアピラーの太さ。ボディ剛性と衝突安全のためにこの2本のピラーがかなり太く、ドライバー側のナナメ前方が見にくいのだ。これは日本では弱点になる。
使い勝手も良好
リアシートとラゲッジの広さもこの手のクルマでは気になる部分。リアシートは4:2:4で背もたれが前に倒れる。この操作はテールゲート側に設けられたレバーで自動で行うこともできる。
ラゲッジは奥行が790mm、左右幅1000～1310mm、サブトランクは深さ170mm。この数値は「BMW 1シリーズ」やミニクロスオーバーよりも広い。使えるMPVと言える。
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1947年東京都生まれ。1970年日刊自動車新聞社入社。翌年同社退社後、フリーの自動車評論家となる。1982年「I.W.OFFICE」を設立し、自動車を中心としたメディア活動を開始。「自動車生活探検家」として、『GORO』『DIME』（小学館）、『HOT DOG PRESS』（講談社）、『カーセンサー』（リクルート）など多数のメディアで活躍、現在に至る。日本モータースポーツ記者会会員。日本自動車ジャーナリスト協会副会長。記事一覧を見る
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