アウディ A3 試乗レポート(1/4)
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- 筆者: 藤島 知子
- カメラマン:小平寛
これぞアウディの屋台骨
3ドアモデルの初代アウディA3は1996年より日本に導入されていたが、5ドアのA3スポーツバックが登場したのは2004年のこと。
A3は、アウディブランドが持ちあわせたステイタスに実用性と個性を伴い、そのスポーティーなスタイルはプレミアムコンパクトという新たなジャンルを切り開いた存在。いまや日本におけるアウディの販売台数の25%のシェアを占める屋台骨モデルへと成長した。
今回のマイナーチェンジでは、内外装の変更に加えて、パワートレインが大幅に見直されている。 環境問題に直面し、CO2削減、燃費の向上が叫ばれているなかで、アウディは「エンジンの排気量=パフォーマンス」という定義から脱却し、車重は軽く、エンジンの排気量やCO2は抑えつつも環境性能とドライビングプレジャーを両立させようという背反する思想を盛り込んだ改良が施された。
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