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フロントスタイリング
パッケージングは、取り回しの良さにこだわりながら、乗る人全てに、広さとゆとりを感じられる快適な空間が確保されている。ガソリンタンクの形状を最適化することで、低フロアを実現し、ヘッドクリアランスや足元スペースにゆとりを持たせている。また、セカンドシートやサードシートでも無理なく座れるスペースが確保されており、1列・2列間距離を970mm(5人乗りは990mm)、2列・3列間距離も755mmとしている。最小回転半径も、ロングホイールベースや大径タイヤを備えながら、5.3mを実現しており、街中でも取り回しがしやすそうである。
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リアスタイリング
走行安定性と低燃費を両立したアクティブトルクコントロール4WDは、通常は前輪駆動に近い状態で走行し、発進・加速時や滑りやすい路面などで、駆動力を後輪に配分する4WDシステムである。車速や路面状態など、走行状況に応じて最適な駆動力配分を行うことで車両の安定性も確保されている。濡れた路面や雪道での走行安定性はもちろん、高速コーナリング時などでも、安心感ある快適なドライビングが楽しめる。
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フロントビュー
フロントビューはダイナミックなフェンダーと一体化した厚みあるバンパーで、ワイド&ローのプロポーションを実現し、SUVらしい力強さと存在感を表現している。また、フロントグリルの横バーにメッキ加飾を施すことで高級感を演出するとともに、両端に厚みと奥行きを持たせることでより印象を強めている。ヘッドランプは斜めに鋭く切れ上がったシャープなデザインにすることで精悍さを演出している。ロービームにはプロジェクタータイプのディスチャージヘッドランプを全車に標準装備している。また、バンパー両端に配置したフォグランプの外周に金属調塗装を施してシャープさと高級感を表現している。
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リアビュー
リアビューは、リアコンビネーションランプを張り出させるとともに、リアバンパーを左右に大きく回り込ませることで、安定感と力強さを表現している。テール&ストップランプに、クリアレンズと18灯式のLEDランプを採用することで先進性を強調。リアライセンスガーニッシュに、クロムメッキ処理を施した横長のオーナーメントを配置することで高級感を演出している。
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サイドビュー
バンパー下端低く構え、グリルとバンパーの段差を無くすことで、フロント部分に滑らかな流れを構成。大型リアスポイラーを採用して、フロントからリアへと流れるように続く伸びやかなシルエットを創出。また削りだされたようなシャープな面質により、力強さと上質感を表現。サイドターンランプ付きドアミラーを標準装備するとともに、左ドアミラー下に補助確認装置を設置した。
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インテリア
インストルメントパネルは、翼を2段に重ねたような先進的造形で、ドアトリムと連続性を持たせ、横への広がり感を強調したデザインだ。また、インストメントパネル上部からドアベルトラインへと流れるようなキャラクターラインを施すことで、伸びやかな空間を創出。さらに、センタークラスターやドアトリムに新色のブロンズ調加飾を施すとともに、サイドドアグリップやセンターレジスターなどにクロムメッキ処理を施し、さらなる上質感を演出している。
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フロントシート
ロングドライブでも疲れにくい座り心地の良さを追求して、快適でホールド性の高いシート構造とした。“Gパッケージ”にはシート表皮のメイン材にスエード調人口皮革アルカンターラを、サイド材やヘッドレストには本革を使用。ドアトリムにもスエード調表皮張りを採用することで上質感を表現している。
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リアシート
セカンドシートには、左右独立してスライド&リクライニング調整が行える利便性の高い6:4分割可倒式シートを採用。シートの格納には、シート全体がフロアに沈み込むスーパーチルトダウン機構を装備。セカンドシートの肩口に設定した操作レバーによりシートバックを前倒しして、シート全体をチルトダウンさせることができる。また、5人乗り(3列シート車)には、左右デッキサイドにも操作レバーを設定し、ラゲッジスペースからのシート格納も可能にしている。さらに、7人乗り(3列シート車)には、サードシートへの乗車が楽なワンタッチウォークイン機構をセカンドシート助手席側に装備している。
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3列目シート
サードシートには、5:5分割可倒式シートを採用。後方視界を確保するとともに、快適性と安全性にも配慮して鞍型ヘッドレスを設置している。
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シートアレンジ
ショックアブソーバーのフロア下配置を可能にしたリアサスペンションの採用により、フラットで使いやすいラゲッジスペースを確保している。ラゲッジスペース容量は540Lを実現しており、大型スーツケース4つが収納可能だ。セカンドシートをチルトダウン、サードシートを床下格納することで、奥行き最大2.015mmの広いラゲッジスペースを確保している。また、5人乗り(2列シート車)には、リアフロアに掘り込み構造を設けたデッキスペースを設置。デッキボードは2つ折れタイプとし、荷物を載せたたままでもデッキスペースを使えるように配慮してくれている。
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2.4Lシフトレンジ
2.4L車には、Super CVT-i(自動無断変速機)と7速スポーツシーケンシャルシフトマチックを設定。Super CVT-iは、ワイドな変速比幅と低速からのロックアップ可能なトルクコンバーターを採用し、エンジンの統合制御により、すばやい変速応答性とリニアな加速感が得られる駆動力制御を行い、爽快な走りを実現するなど高い動力性能と、優れた低燃費を両立させている。
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3.5Lシフトレンジ
3.5L車に5 Super ECT(スーパーインテリジェント5速オートマチック)を設定。2GR-FEエンジンの特性を最大限に引き出す、ワイドレンジ、クロスレシオのギヤ比設定とすることで、従来の4速オートマチックに比べて加速性能、燃費の大幅な向上に貢献している。また、エンジンとの統合制御を実施することにより、発進や加速のより良好なレスポンスを実現し、ドライバビリティも高めている。
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オプティロンメーター
全車にオプティロンメーターを採用。中央にスピードメーター、左側にタコメーター、右側に水温計とフューエルメーターを配置した3眼タイプでシックで新鋭なデザインでまとめられている。左右のブロンズ調リング部にウォーニングランプが組み込まれ、中央の大型液晶表示に、オド・トリップと外気温、シフトポジションインジケーターを配置している。
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タイヤ&ホイール
3.5Lには、235/55R18インチタイヤと機械的で精巧なデザインの5本スポークアルミホイールを装着。2.5Lには、225/65R17インチタイヤとシンプルなデザインの6本スポークアルミホイールを装着しており、2グレードとも、足元に堂々とした迫力を生み出している。
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サードシート(床下格納機構)
サードシートには、荷物収納時に簡単にシートを格納できるよう、床下格納機構も備わっている。これであらゆるシーンも準備万端である。
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2.4L 2AZ-FEエンジン
2AZ-FEエンジンは、VVT-i(連続可変バルブタイミング機構)を採用し、吸・排気効率を高めることで、全域にわたり豊かなトルクを確保している。高速域での伸びやかな加速と、中低速域での滑らかな走りを両立。また、排気システムの最適化などにより、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を国土交通省より取得している。
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V6 3.5L 2GR-FEエンジン
2GR-FEエンジンは、運転状況に応じて吸・排気バルブの開閉タイミングを最適に制御するDual VVT-i(吸・排気連続可変バルブタイミング機構)の採用により、エンジン効率を高め、吸・排気システムの最適化を図ることで、全域におけるトルクトップと低燃費化を追求している。追い越し加速や高速道路への進入加速時に力強いトルクを実感できる仕組みだ。また、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を国土交通省より取得している。
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ヘッドライト
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テールランプ
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イメージ
開発コンセプトである「Active&Luxury」は、エクステリアに洗練されたアーバンなイメージと力強さを。インテリアには、ブロンズ調加飾をはじめ、細部にこだわった洗練された上質感を、そして圧倒的なパワーと優れた操縦性から生まれる走行安定性は、まさに都会的SUVを象徴するものである。知的な人を寄せ付けるような切れ長のディスチャージヘッドランプに重厚なフロントマスク、そして洗練された優美的なアウトラインは、力強いパワフルボディを美しく演出し、壮大なドライビングを予感させてくれそうなイメージを持つ。