週末も日常も使いやすい! コンパクトクロスオーバー「スズキ イグニス」[新型車発表会レポート]
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:オートックワン編集部
コンパクトカーとSUVの良いとこ取り
スズキは2016年1月21日、新しい小型車「IGNIS(イグニス)」を発表した。
コンパクトカーとSUVの良いとこ取りをした「コンパクトクロスオーバー」スタイルが特長。小型車ならではの日常領域における扱いやすさと、週末のアウトドア等での高い実用性を、絶妙なバランスで両立させた。
マイルドハイブリッドと新プラットフォーム化で28.8km/Lの超低燃費を実現
イグニスは軽量化を図った新プラットフォームに、マイルドハイブリッドシステム(1.2リッターデュアルジェットエンジン+ハイブリッドシステム)を搭載。2WDモデルで最大28.8km/Lの低燃費を実現させた。全長3700mmと非常にコンパクトなボディながら、エンジンを極力前に搭載し室内空間を最大化。高めの着座位置とあわせ、余裕ある室内空間を実現した。最低地上高は180mm。前後のアングル角も十分に確保し、悪路における走破性にも寄与する。
また自動ブレーキシステム「デュアルカメラブレーキサポート」(DCBS)などの先進安全装備も充実させた。
■参考:軽のスズキがコンパクトカーにも新提案!遊べるコンパクト「イグニス」発売![自動車ニュース]
スタイリッシュなデザインもユニーク
スタイリッシュなデザインは、軽自動車「アルト」にも共通するシンプルなイメージ。往年のスズキの名車からデザインモチーフを引用した点もユニークだ。例えばCピラーの形状に「フロンテクーペ」の面影を持たせ、ボンネットからフェンダーに回り込む箇所にはSUV「エスクード」の共通イメージを与えた。それでいてレトロではなく、先進的にまとめられたあたりはさすがだ。ボディカラーのラインナップも豊富で、その辺りは人気モデル「ハスラー」同様の勢いも感じさせる。
日本における発売開始は2月18日から。今後欧州を中心に海外市場でも順次販売を展開していく、スズキの世界戦略モデルとなる。
軽自動車依存体制からの脱却を図りたいスズキ
スズキ株式会社の鈴木 俊宏 社長は発表の席で「軽4輪モデルが軽自動車税増税の影響を受け厳しい販売状況」だと説明。
いっぽうで、スズキの中期経営計画における登録車の年間販売目標10万台に向け、2015年に発表した「ソリオ」「SX-4 S-CROSS」「エスクード」、そして今回の「イグニス」、東京モーターショー2015で参考出品したファミリー向けハッチバックモデル「バレーノ」(近日発表予定)といったニューモデル群による攻勢で、更なる弾みをつけたいとした。
[Photo&レポート:トクダ トオル(オートックワン編集部)]
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